ksxx5

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約束



「…なんで?俺ヒル魔のこと好きなのに」

「………あんま大人をからかうんじゃねぇよ」

「ヒル魔ならいいかなって」

「…………“先生”つけろ糞爬虫類、そうだな…10年早ぇよ」

「俺もう中学卒業だぜ…あと3ヶ月」

「そうだな」

「……………。じゃあさ、俺の誕生日…あとちょっとなんだ、25日!ヒル魔…先生から、おめでとうって言って…?」


最後の方は小さくなっていく声につい口が緩む。それでも、耳から首筋まで真っ赤にして俯く葉柱に悟られることはなかった。


「…ああ。そんときにまた来な」


引き締めてそう言うとありがとう!って言うのと同時にチャイムが鳴って、葉柱はパタパタと走って行った。






Fin.

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