ksxx5

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Liking




「う……きもちわる、」

「ちょっと止まるか?」

「ん…」

「吐きたかったら吐け」


言って、立ち止まった葉柱の背中を摩ってやる。


「ゔ・ぇっ…」


でも、嗚咽が漏れるばかりで。


「………もう、吐いちまえ」


無理矢理指を突っ込んで促した。


「…っ、―――」


食ったもんが喉を伝って。
手が汚れるとか気にせずに何度も手を突っ込んで全て吐き出させた。
葉柱はゲホゲホ言ってて。水をやれば大人しく受け取って飲む。


「―は…、」

「落ち着いたか?」

「ん…、」

「じゃあ………」


“休憩”しようか。


























悪ぃけどなあ、キちまった。涙目になってんのもヨくてな。


「………なに、お前そんな趣味あったわけ…?」

「俺の手でもどしたかと思うと…たまんねぇな」

「……………………変態…」


あー予想通りの反応。


「フン、何とでも言え。それより早くシャワー浴びて来い。俺はそのまんまでいいけど…、」


お前嫌なんだろ。さっきそのままベッド直行しようとしたらシャワーだけは、とか頑なに言うし。って処女か。


「…あんまいじめんなよ」

「無理。」


俺好きな子はとことんいじめて、いじめ抜くタイプだから。
お前も実はそんな嫌じゃねぇだろ。


「……………」

「一緒に入るか?」


どーせラブホだし。お前のことだからなかなか出て来なさそうだしなあ。


「決まりな、脱げ」

「えっ…、」


もたもたしてる葉柱を適当に脱がせて風呂場に放り込む。
俺を見る目つきが怯えるように揺れてて、いつも以上に興奮する。





Fin.

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