熱
「ン‥、あちぃ…」
「葉柱さん?」
「あつ…、ヒル魔ァ」
おいおいやべーよ。
「ひるま…ぁ」
葉柱さんは譫言だけどはっきりと、ヒル魔のことを呼んでいた。
「あッつぃ…、」
いつの間にか葉柱さんは服を脱ぎ出してて。
「ん…、ヒルっ…!」
明らかに声が艶を纏ってる。
「…も、無理っ…我慢、できね・ッ」
とうとう着ているものを全部脱いで全裸になった葉柱さん。
みんなこの異常事態によくのんびり寝てられるな…。起きちまった俺が馬鹿みてぇ。
「…銀」
すっかり起きた葉柱さんがしっとりと銀さんを呼んで。
「‥‥あと、ツン」
葉柱さんからそう遠くないところに並んでいた二人を呼んで。
ツンさんに抱えられて、三人は出て行った。
「…なんだ、今の…?」
暫く悶々と考えていたが、気になって寝るどころかすっかり目は覚めて。
「ぁっ‥あ…イィ…ッ!」
は?何、どーなってんの。
暗がりの中、唯一明るい部屋。それが部室だった。
机を並べた上に葉柱さん…が、寝てて。仰向けになった葉柱さんをツンさんが上からヤッてて。
“ヤッてて”…?
「も‥、ッとぉ!」
「ルイさん締めすぎ…ッす」
「はは、いーんだ」
「ツン…っ、あァ!」
葉柱さんはすげー気持ち良さそうに喘いでて。
これが、いつもすげーこえーあの葉柱さん?ホントに?
「アっ…!あ、すげ‥ツン…もっ・と奥ゥ…!!」
「ルイさん…ッ」
ツンさんが激しく動き出すと葉柱さんの声がデカくなって。
「あ‥、イイっ…!ソコ、いくぅ…イかせてぇッ!!!」
「……ッ、ルイ…さん‥っ」
ツンさんが更に激しく動いた。俺あんなに動いたことねぇ…、ってぐらい。
「アぁ、ァああ゙っ――!!!!」
「…っ。…」
葉柱さんが震えて。一層声を上げて果てたのが見えた。
ツンさんも息を吐きながら少し律動が止まったのを見るとイッたみたいで。
「も…ッとぉ、ツン‥」
葉柱さんが言えばツンさんが動き出して。涎を垂れ流しながら喘いでる姿は‥‥‥AV嬢かよってぐらい…エロい。
「…銀…も、」
「舐めてくれんの?」
「あ、ッ…はや・くぅ…っ」
「…ツン、バックにして」
「ルイさん、」
「…ぁ、ン」
慣れた様子でツンさんのを受け入れたまま、葉柱さんは机の上で正常位からバックに体勢を変えた。
銀さんは前を寛げて。
うわあ。銀さんのって…なにそのブツ。流石、こわい。
半勃ちのそれは明らかパール入り。それを恍惚した目で見て、葉柱さんは舐め始めた。
「…ん、ァ‥っあ、」
ツンさんに激しく突かれながら銀さんのを舐めて。
ナニコノヒト。ホントに近隣の札付き不良からも恐れられる賊学の頭?
チンポを美味そうに咥える顔は涎と精液だらけ。
まじ女じゃねぇんだけど…男、にも見えない。色も白いし髪も長めなのが手伝ってか中性的に映る。エロすぎ。
「ん、…っン・んん…ぅ―!!ン‥‥」
「…ッ‥‥」
ツンさんが抜くと、ソコから精液が溢れて、床に落ちた。
「ルイさァん…」
「ンっ‥」
ジュプジュプ…、って音がコッチにまで聞こえそーなぐらい派手な音を立てて銀さんのをフェラってる葉柱さん。
「…も…ほし・ッ…!」
かと思えば自らケツを開いて銀さんを誘ってる。開き切った穴に銀さんの、パール入りチンポが飲み込まれた。
「あ―ッ!!ぁ、あっ、イィ…っ!!」
「ルイさん…くちあけて」
「ァッ、あっ‥ぎンんッ…!!」
ツンさんの…デカ。あんなん入ってたのかよ…しかも葉柱さん全然痛そうじゃなかったし。
…今も。銀さんのなんてこえーどころの話じゃないのに。
「…ツン……」
「ん…」
葉柱さんの上で二人はキスしてた。
…意味分かんねーすぎる。
「…ン―っ‥んん…ッ、ん…ン…っん゙ん゙ん゙!!!!」
イッても変わらず腰を降り続けてる葉柱さん。
「…ッ、」
銀さんが抜くとボタボタッ、とまた精液が落ちて。
「んッ、ン‥」
気にする様子もなくツンさんのを咥えて、吐き出されたものを飲み下した。
「…まだ足りない?ルイさん」
「‥足んねぇ…」
「…二本ヤッてみる…?」
「入っかな…、」
「…じゃあ、ヒヨコちゃん使おっか」
ヒィィィ!気付かれてた!!
「…あ‥?ロニ‥?」
とろんとしたまま葉柱さんがこちらに気付く。
「とりあえず脱ごっか?」
固まったまま動けずにいると、いつの間にか銀さんが傍にいて。
「ッ!!!!?」
「見てたから分かってっだろ」
ツンさんに言われて頭パニック。
「アッ、ァ・あ!」
葉柱さんはまたツンさんに突かれて喘ぎ出した。
「銀さ…「逃げんな」
ギロッ、って睨まれて、さっきまで元気だったのが萎縮した。
「ルイさん上手ぇーから。心配すんなって」
ニコッ、と顔は笑ってる。けど目は笑ってない。
コワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイ。
「…いー思いさせてやっから喋んなよ」
「…!」
恐怖に駆られてコクコクと首を縦に振れば銀さんの手が滑り込んできた。
シャツ、ズボン、パンツまで脱がされて…
「…銀さん‥ッ、」
「元気元気」
銀さんの手で扱かれて、萎えていたはずのモノが再び勃ってきて。
「‥ッ…ぅ!」
先っぽばっか弄られて、カウパー半端ねぇ。ガッチガチになっても銀さんやツンさんに比べれば全然だけどこれが精一杯。
「ッぁ、ア‥銀ン…っ!!」
葉柱さんの声にまたカウパーが出た。
「…ほら、ルイさんが咥えたいって」
引きずられるようにして銀さんに引っ張られて、葉柱さんの前に立たされて。チンポ丸出しでなっさけねーの。
でもそんなことを思うか思わねーかぐれーで、葉柱さんの手が俺のチンポを握ってきて。
「ん…っ」
擦り上げられたかと思えば一気に飲み込まれて。
「ンっ‥んん゙ッ…!ンんんっ!!!!」
後ろからツンさんに突き上げられながら俺のをフェラってる。その顔がすんげぇエロい…
「…、ッ」
「…ン‥‥、っ」
「あ、イッちゃったぁー?」
ヒヨコちゃんかっわいー、なんて銀さんが言ってっけどそれどころじゃねぇ…
葉柱さんの口良すぎる…舌が上手い具合に当たってイッた後でも抜けねぇ、っつーか腰退かせてくんねぇし、葉柱さんは咥えたまんま出したやつ飲んで、また舐め出したし…。
「ん…」
ゆっくり、舌全体を使って舐められる。そんなこと、されたことねーし葉柱さん上手すぎだし…。
簡単に勃ってきちまう。
「ツン交代」
ゆっくりになってんなー、なんて呑気に思ってたらツンさんが銀さんと交代、するのかと思ったら違った。
「あ‥、っ!!」
俺のを舐めてた葉柱さんがビクッ、として喘ぎ出して。
「ルイさんナカすげー精液だらけ」「ァッ、ァ‥っ銀ッ!!」
ぐち、なんて音がして精液が床にボタボタ落ちる。
銀さんはナカの精液を掻き出してて…
「いれろよ‥ッ!」
ニヤッと笑った顔に誰かを見た気がして、一瞬ゾクリとした。
「あ、アっ‥あ、ぃ・ッ…アァぁッ!!」
葉柱さんはすっげー喘いで。
「見てみろよ」
後ろで煙草を吸ってたツンさんに、結合部が見えるところまで近付けさせられて。精液でぐちゃぐちゃのソコは銀さんの凶器みてーなモン飲み込んでた。
…なんつーか、すげぇとしか‥‥‥
「ア!!…あッ…ァんン゙‥!」
ツンさんの指が銀さんのが入ってるソコに無理矢理入ると、葉柱さんの声が更にデカくなった。
「あァッ、ア…ん゙、イイっ…!あァアあぁぁッ!!!!」
精液だらけの葉柱さんのから精液が出て。銀さんがふぅ‥、と息を吐いた。
「…じゃ次はヒヨコちゃんね」
「え…いや、俺…」
銀さんが抜けばどろりと溢れる。開きっぱなしのソコはヒクヒクしてて。
「ロニィ…」
「覚悟決めな」
銀さんに無理矢理葉柱さんの穴に照準を合わせられてドロドロのソコに突っ込んだ。
「…あ…っ…ン‥」
腰を揺らしてくる葉柱さん。でも俺は動くどころか、必死に射精を我慢してた。ちょっとでも気を抜けばイッちまいそう。
「っ…はばしらさッ…!」
締めないで。まじ出ちまう…!
「ロニィ…っ!」
動け、って言われてもキツいっす。
「…ッ!」
「ルイさんまだだろー」
何だよ、この人。ホントに男?ナカ良すぎんだけど。
………イッちまったし。
「……ッ…」
余韻に浸る間もなく、抜かれて。
「あ‥‥、」
まじヤバいっす。
押し倒されて、その上に葉柱さんが跨がって。
「ン…っ、」
下から見る葉柱さんはエロすぎる。
騎乗位で自分でイイトコに当てようと腰を振ってんのが丸見え。ときどきもどかし気に息を吐くのに居たたまれなくなる。
「…ァ、あン…っ・ん‥」
結合部から精液が溢れてドロドロのぐちゃぐちゃ。卑猥な水音が更に拍車をかけて。
「…ぎ、ンっ…!」
足りない、とでも言うように葉柱さんは銀さんを呼ぶ。
………ホント申し訳ないっす…
「ん、」
葉柱さんがこちら側に倒れて来て。
挿入ったまんま。
そこに銀さんが………
まじっすか。
「銀さん!!?」
「……ッ、」
俺のが挿入ってんのに銀さんが無理矢理拡げてソコに挿入ろうとしてくる。
「…ん、っ」
「ルイさんもーちょい腰突き出して」
「…っ。ン……ロニ‥ッ……アァンっ!!!」
「…ッ‥‥、」
だめだって。ヤバいっす。
無理矢理捩じ込んだ銀さんが動くと葉柱さんが気持ち良さ気に涎を垂れ流しながら喘いでるのが見えて。
わけわかんなくなってまた射精した。
「…ッ」
朦朧としていたらツンさんが頭上に現れて。
「んぐ‥ぅッ…」
無理矢理ツッ込まれた。
「歯ぁ立てんなよ」
声がする。
下半身は既に感覚がなくて、頭もボーッとしてんのに、口に違和感。
不味いとか感じる前に無理矢理咥えさせられて。
「ン、アぁっ…!!ぎンっ、」
「ルイさん‥締まり、良すぎッ」
「んっ‥!!!」
葉柱さんは突かれながら震えて、イッてた。
「ルイさん‥、っ」
ツンさんの声がして視線を上げれば、俺の口にツッ込まれたチンポを葉柱さんが舐めてた。あの舌で。
「んっ…」
口内でデカくなってきたツンさんのは、ピクッと痙攣したかと思うと、一気に精液が流れ込んで来た。
飲みたくなんかねぇのに少し飲んじまって、吐き出すことも出来ずにそうしているとツンさんのが抜けて。代わりに葉柱さんの舌が入ってきた。
口内にたっぷり残された精液を葉柱さんが絡め取って飲み干していく。
なんかいろいろ限界で、とうとう俺は頑張って開けていた目を閉じた。