ksxx5

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AV観賞



ガチャ、


『あっ、あっ、あぁんっ!!』


ドアを開けた途端に聞こえた嬌声。大画面に映し出された女が喘いでいる。


「あれ?葉柱さん?どーしたんすか?」
「ぃゃ、「―――へえ?楽しそうじゃねーか」


ちょっと、と言うまでに声が被された。


「ひ、ひ…ヒル魔っ!!?」
「なんでてめー、が、ここに!?」
「いちゃ悪ぃか」
「「「「…………………………」」」」
「てめーがなかなか来ねぇからだろ」
「あ、そだった。携帯…」


『あ、あ…だめ、ぇっ!』


一気に顔が赤くなった気がする。
握り締めた携帯が汗ばむ。


「これ何だよ」
「………AV…?」
「糞!見りゃ分かんだよ。そーゆーこと聞いてんじゃねぇ」


ヒル魔が散らばっているDVDを何枚か拾い上げて。


「これ全然だめだぜ。抜きどころねーから」
「まじスか!?」
「まじ」
「じゃぁどれがいいスかね!?」
「そうだな、こン中なら…「ヒル魔っ、行こーぜ?」
「あ゙?」
「帰るんじゃ…?」
「なんで」
「え、なんで?」
「ついでだから見てこーぜ?」


ニヤリと笑ってこれな、とDVDデッキの傍にいた奴に違うものを渡すヒル魔。
まじで…?


『っ、ァん!ン…ッ………あぁっ!!』


「―――な。当たりだろ?」
「ヒル魔さんすげぇ…」


ナンデ“さん”付け…?
つーかいつまで見んの…?


「葉柱は興奮しねぇの…?」


クスクスと耳元で囁かれると同時にヒル魔の手が伸びてきて。


「ぉぃッ…」
「静かにしてねぇと連中、気付いちまうぜ?」
「ヒル魔…っ…」


ちゅぅっと耳朶に吸い付かれ、腰にある手が妖しく動き出す。


「見てどー思った?」
「…ッ」


言えっかよ…
後ろが疼いたなんて、嘘だ。女があんあん言ってるのを自分に重ねてるだなんて、信じたくねぇ。


「欲しくならねぇ?」


ヒル魔の手が太股に辿り着き、撫で回される。と同時にシャツの上から的確に突起を摘ままれ。


「っ、」


危うく、声が出そうになって。手で防いだ。


「乳首勃ってるぜ?」


なぞり上げる指先が。ダイレクトに伝わって。ズボンが窮屈に感じ始める。
画面上の女は、激しく腰を振っていた。いい、とか、なんとか言ってる気がする。
もう既に意識はヒル魔の指先にある。
もし、誰かが振り向いたら―――そんな状況なのに、俺はたまらなく興奮してしまう。


「―――ッ俺もーだめっス」


前屈みになった奴等が1人出て行くと、また1人、2人、と部室から出て行った。行き先はトイレ、か…?
奴等は自分のことに手一杯で、こちらの様子には微塵も気付いていないらしい。尤も、タイミング良くヒル魔が離れたおかげで、まさか俺がこんな―――今にもイきそうな状態だなんて気付きもしない。
それよりも、相変わらずあられもない姿で男のモノを貪っている画面上の女に釘付けだ。


「…………ひ、ッ!」


気を抜いていると際どいトコロにヒル魔の指がくる。
思わず声が出ちまって。


「―――――――!」


前を向いていたはずの奴等が一斉にこちらを振り向く。
見んな。前向いてろ…


「葉柱さん…?」
「…カッ…!何でもね、ぇ…」


声、上擦っちまう…


「風、当たってくるわ…」


無理矢理口を動かし、素早く椅子から立ち上がって部室の外に出る。と。


「―――ラスト5分結構イイぜ」


後ろからそんな声が聞こえて、俺の後からヒル魔がついて来る。あぁ、なんでだよ。これじゃぁ、俺が、誘ったみてーじゃねぇか…
2人で誰もいない廊下を歩きながら思った。
静かな校舎内にカツン、カツ…ン、と俺たちの靴音だけが響く。


「…………………ハバシラ」


ドンっと壁に押し付けられて、ヒル魔の舌が口内で暴れ回る。


「…ん………ン、ぅ…っ」


かなり濃いキス。しながら、ヒル魔は膝を押し付けてきた。
もう、既に完勃ちのソレは、ヒル魔にも分かっているはずなのに更に強い刺激を与えられ。


「………っ…ん、ン………んんンっ……ン…ッ!!」


あ…まじ、かよ…
ドクッと吐き出された、と、思う。
ゆっくりと口を離して、糸が切れる。
ヒル魔は口端を吊り上げて、鬼畜な笑い方をすると、カチャカチャとベルトを外し始めた。


「……ゃ…ちょ、ッ……ヒル魔っ…!?」
「んだよ」
「やばいって」
「あん?何が」
「ココデスンノ…?」
「悪ぃか」
「………ちょっ、と…」
「ならどこならいんだよ」

















































「――――――何お前外でやんの好きなわけ」
「ちがっ…」


今いるのは校舎裏。
だって、いつあいつらが来るか分かんねぇトコなんかでできっかよ!!
生憎、しないとゆう選択肢がないことが悲しい。


「疼いて仕方無ぇもんな?」


ケツを撫で回され、焦らしながら緩くなっているベルトごとズボンを下ろされた。


「ンっ…!」


べとべとのパンツの上からソレに触られて、躯が奮えた。ヒル魔の肩口に熱い吐息を吐いてしがみつく。
つつ…と先っぽを撫でられて。
感じちま…う……


「っ…ァ…」


ゆっくりとザーメン塗れのパンツが下ろされ、直に外気と触れ合う。


「………っ、ん」
「…だらしねぇなァ」


………何のことか分からなかった。けど、次の瞬間理解した。
足。力が抜けていく。今にも地面と仲良くなりそうな膝が震えていて。
慌ててヒル魔にしがみつく力を強くした。


「支えねぇからな?」
「―――――ッ」


ケケッ、と笑って前を放ったらかしにしたまま後ろに手が。
密着しているせいでヒル魔の服に俺の………が付きそうで。恥ずかしい。
尻肉を揉みしだかれ、入口をつつかれる。

「……ぁ…」


収縮しているのが分かってしまって。とんでもない淫乱みたいだ―――
ヒル魔は、入口に指を当てたり、離したりして。


「ローション塗ってねーのにすげぇ吸い付き」
「……ッ、ン…」


ぐ、とヒル魔の指先が入口を解し始める。


「―――ッ!!?」


ひやっとする…


「てめ…持って、ンのかよッ!!?」


持ち歩くモンじゃねーだろ。


「お前がドコでも盛っから」
「…っ」


ゆっくりとヒル魔の指が奥まで進む。立ってらんねぇ…!


「ヒル魔、ッ…」


かくっ、と膝が折れるのと同時にヒル魔の腕が腰に回った。




Fin.

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