ksxx5

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unreasonable demand



「っ、ひるま…アぁ!もっ…ぉねがッ」
「お強請りは得意だろ?強請れよ」
「………っ……れ、の………に…ひ、るま……ぃれ……くださ…」
「《ドコ》に《ナニ》が欲しいか、ハッキリ言えよ」
「………ッ…。…ぉれ…の、ァナル・に、ひ…ま…のチンポっ、ブチ込んで…ッ…!!!」
「………なぁ。ゴムねーんだけど」
「えっ…」
「昨日のが最後だったみてぇ。ナマでいいか?」
「………………………つけて…くんね、の…?」
「つけて欲しけりゃ買って来いよ」
「……………」
「ついでにコーラと無糖ガム。10分以内な」

コンビニまで歩いて10分くらい。
10分以内はバイクだと可能圏だけれど、歩いて往復は無理に近い。

「…ッ…」

少しでも衝撃を与えると潰れそう。
ローションが入ったカプセルが。
ナカにソレを入れたまま落とさずに、潰さずに戻って来い、って…無理じゃねぇ?
歩く度に落ちそうになって。
でも締め付けすぎると潰れそうだ。
部屋で見せてもらったカプセルは、ヒル魔の手によっていとも簡単に割れた。
パキッと小気味良い音を立てて。
早く、と急ぐ裏でゆっくり歩かないとヤバいという躯の状態にくらくらする。
上半身は何でもないシャツとコートだけれど、胸の突起に塗られた媚薬が問題だった。
ただでさえヤってる最中に止められて、イきたくてもイけない状態なのに、乳首と服が歩く度に擦れて感じちまう。
ズボンは弛いベルトで辛うじて腰にある状態。
下着は着けていないから、ズボンを下ろせば紐で縛られた自身がお目見えする。
のろのろと歩き、漸くコンビニの傍の街灯まで来た。
薄暗い街灯の電柱に手を置いて息を整える。
あと少し。
踏み出す足に、昂る欲望を抑えて、コンビニに足を踏み入れる。

「いらっしゃいませ〜」

深夜0時を回った時刻でも陽気な店員に多少の苛立ちを覚えながらも、怪しまれない程度にゆっくりと奥のペットボトルコーナーに向かった。
店内には俺と店員の2人だけ。
さっさと買って帰るに限る。
まずは、コーラ。
そして無糖ガムを掴んで籠に入れた。
問題のコンドーム、が、しゃがまないといけない位置にあって。
普通にしゃがめば割れると思う。
でも、長々とこんなところにいるわけにもいかず、膝を最小限で済む程度に曲げる。
瞬間的にコンドームの箱を籠に放り込み、立ち上がる。
―――――何とか割れてはいない。
わけの分からない緊張感を背負ったまま、会計を済ませ、コンビニを出る。
出入口を出た瞬間。



ドンッ



「っ、」

一瞬、何が起きたか分からなかった。

「あ、すんません」

人と、ぶつかった。
耳ン中にパキッと何かが割れる大きな音が聞こえた。
途端に、ナカから溢れて。

「………、………、…………!」

咄嗟に右手で口を覆って抑えながら足を動かして、その場から離れた。
躯には激しいダメージ。

「…は、」

自分の吐いた息にも感じてしまう。
乳首がじんじんしていて、今すぐにでもセンズリたい気持ちになる。
思ってしまうと止まらなくて。
ナカから零れたのが太股を伝っているのにも感じる。
自然に手が下に下りて、だめだと分かっていながらも、足は人気のない場所を探していた。

「なにしてんだよ」

声がして。
見ればヒル魔がいた。

「ぁ………」
「我慢できねぇのかよ」

コク、と頷けば嫌な笑い方をするヒル魔。
顎だけ、くいっと向こうに向けて、それが傍の公園に行けという指示だと辛うじて分かった。
ナカから零れさせながらヒル魔の後を歩き、漸くヒル魔が止まった場所は明るい街灯の下で。

「割ったんだろ」

うん、と言ったつもりだったけど、音にならなくてただ口をパクパクするだけに終わり、頷いた。

「あれには催淫作用があっから。疼いてたまんねぇだろ」

軽く腰を撫でられ。

「ッぁ…あ…っ…」

瞬間。
膝の力が抜けて、地面に膝がついた。
そのままの格好で無我夢中になってベルトを外し、結びの紐を解いて、自身を扱いた。

「あ、…あ…ァ・あ…」

びゅる、びゅる、と吐き出される白濁を右手で自身に塗りたくって。
我慢出来ずにシャツの裾から左手を入れ、存分に乳首を弄る。

「あっ…あっ…ぁあッ…ん、」

壊れたみてぇに喘いだ。
どんどん白濁が出て、手とズボンとがぐちゃぐちゃに汚れる。
状態としては、イき続けている感じで。
でも、触れていない奥がズクンと疼いたとき。
ヒル魔が欲しくなった。
見上げれば、そこにいたはずのヒル魔はいなくて、代わりに後ろの茂みから声がして。

「来いよ」

言い終わるかどうかぐらいのところで既に俺の躯は動いていた。
ズボンを脱いで、跨がるようにして早急にヒル魔を取り出す。
ヒル魔が後ろでローションが溢れるソコに指を突っ込んで、いきなり掻き回し出した。

「ひ、ァ…ッ!!」

堪らず、感じちまって、ヒル魔のに手を触れたまま、何も出来ずに喘いだ。

「ァっ、あ…ンんッ…」

孔から、嚢の裏までを舐められて益々腰が揺れる。

「は……、…ァあっ………ふ・ぁ、あ…ッ」
「お前ココ何処か分かってんのかよ。見られてーの?」
「…っ、ち…ちがッ、ン…」
「ぐずぐずじゃねぇか」

ナカを掻き回すヒル魔の指が2本に増えても、ソコはすんなりと呑み込んでしまう。
…なんて、浅ましい、躯。

「…ん、………ふ……ッ!ン……」

稍あって漸くヒル魔のに口を付け、緩く頭を擡げたソレを口内に招き入れる。
早くナカに挿入れたい。
先っぽでぐりぐり押して欲しい。
思いながら硬度を保つまでデカくする。
ハヤクホシイ………奥が疼いてたまんねぇの。

「ひ…っま、ぁ………ッ」

堪えきれず、ヒル魔に催促。

「…すげぇカウパー。ちょっと濁ってっし。挿入れてぇの?」
「…ン…!」

頷けば、ヒル魔は指を引き抜いてコンビニ袋を漁る。
コンドームの箱を取り出したヒル魔を尻目に、俺の口は勝手に動いた。

「―――…な・ま………ナマ、がぃ……ナカ…に、ほし…っ…!」

縋り付くように抱きついて、口付ける。

「……………、………っ…………ン…ん……。…………、…………」

散々口内を舌で舐って、最後に舌先で舐めてから離した。

「…騎乗位な」

まだ1回しかしたことねーのに。
思ったけど、口には出さずにヒル魔のを左手で支えて右手は後ろに回した。
どろどろのソコは、物欲し気にヒクついている。

「……………っ、ン…」

くちゅりとソコにヒル魔のが当たった。
そのままひっかけるように動かすとたまらなくなる。

「…ン、っ……ァ…あッ…!」

………どうしよう。
気持ちよくなってきた。

「……………ッ、てめェ…」

小さくヒル魔の声がして。

「―ッ!!!!!!!!!!!!!!」

腰を掴まれ、一気に奥までヒル魔が挿入ってきた。
俺は、声にもならない声を上げて、達ててしまった。
ローションのおかげが、ちっとも痛くはなくて。
気持ちよすぎて未だに白濁が零れている。
「…ッ、ひ…る、あ・アぁっ…!!」

激しく突き上げられて、何も考えらんねぇ。
ねだった通り、ナカに出してもらえんのかな。
一種の不安と期待が脳を掠めた。





Fin.

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