ksxx5

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王様ゲーム








「あ゙〜なんか暇だな。王様ゲームしようぜ」
「ぇっ、ちょ…」

いきなり何を言い出すかと思えば。

「じゃぁ雲水呼べよ。お前買い出しな」

勝手に話進めんなよ。

「やだって………(ヒル魔に思いっきり睨まれる)…行ってきます(泣)」
「酒とツマミ買って来てな〜」
「ポッキーとオレオ忘れんなよ」

浴びるように酒を飲んでいる阿含とヒル魔は俺の家なのに俺に買い出しを行かせるって酷くね?
しょうがなく(泣)酒とツマミとポッキーとオレオ買って戻れば雲水がいて。

「割り箸でくじ作れ」

全部俺かよ(泣)。
逆らえない自分が悲しい。
何かもういろいろ諦めてきた。


























「―できたぞっ」
「チキチキっ☆お〜っさまげーーぇむっ!!王様だ〜れだっ」
「YaーHaー!!俺様だ」
「チッ」
「最初だから軽いので頼むぞ」

まじかよ…雲水も乗り気!?

「ど〜すっかな〜?」

ニヤニヤ笑うヒル魔と目が合った。
途端、口元が吊り上がって。

「葉柱と王様で公開ファック」
「却下」
「あん?(睨)」

咄嗟に即答しちまったけど恐すぎる。
酒のせいか目が据わってマス。

「最初からそれはまずいだろう。後の楽しみに取っとかないか」

ちょっと一部気になるが雲水ありがとう!

「え〜俺見てぇ」

恐ろしいことを言うな、阿含。

「じゃぁオタノシミってことで」

良かった………

「次するぞ」
「おーさまだ〜れだっ」
「…チッ」

そこのお二人さん、そんなに悔しいんデスカ?
お願いだから俺に殺気を向けないで下さい。

「俺A番だし違う」
「…俺だ」
「雲子ちゃんかよ!?」

良かった。
雲水なら変なこと言わないだろう。

「早く言いやがれ」
「そうだなぁ。じゃぁA番と王様でポッキーゲームでどうだ?」
「A番って…」
「………俺?」

ヒル魔と阿含は恐いし、雲水はにこやかだし。
なんなんだよ、もう…(泣)。

「…んッ、んー!?」

なんて思ってたら雲水によってポッキーを咥えさせられてた。

「ちゃんと咥えてろよ」

あ、なんか雲水目が違う。
目見てたらすぐ目の前に雲水がいて。
反射的に目を瞑った。

ポリポリポリポリ

「ンんん、ンー」

あっという間に全部食われて。
口ン中に、雲水が…

「おい、もういいだろ。次進まねぇ」
「ゴチソウサマ」

漸く口を離された頃には息が大分苦しかった。

「ヒュ〜♪俺にもあんなの滅多にしねーのに」
「つい可愛くてな。ギュッて目瞑ったままだし」

居たたまれなくて次を促した。

「お、おうさま・だ〜れだっっ」
「お・れ。やっぱ公開ファックいっとくか?」
「お願いシマス他のことにして下さい」
「お願いされちゃ仕方ねぇなぁ」
「チッ、なんで俺様に来ねーんだよ」

や、俺もだけど。

「阿含はもう態度が王様だからじゃないか?(笑)」
「ケケッ、違ぇねー。王様と葉柱でポッキーゲームな」

まぁそれなら…

「但し、だ。普通にしてもつまんねーから王様は動かねぇ。王様を見つめたまま食って残り5pになったら首に手ぇ回して上目遣いで食え。涙目で。食い終わったら舌を絡めて王様に奉仕しろ。王様が満足するまで口は離すな、以上」
「カッ!!!!!?」
「ずるいぞヒル魔」
「言ったもん勝ちだ」
「ルイちゃん頑張ってぇ〜」

なにそれ。
絶対ヤなんだけど。

「ん」(ポッキー咥えてる)

行動早すぎんだろーがっ!!

「待っ…」
「ルイちゃぁん早く〜」

なかなか咥えないでいると。

「…王様は誰だ?」

わぁ。
ヒル魔さん睨んでるー。
こわぁい。

「…………………………ヒル魔」
「なら早くしろ。王様の命令は絶対だ。それとも公開ファック希望なら別だがな」
「…ヤラセテイタダキマス(T□T)」

ポリポリポリポリ

少しずつ食べていけば。
ヒル魔は超デビルスマイル。
俺まじ泣きそう。
残り5pくらいになった…
ヒル魔の眼に促されて恐る恐る手を首元に回した。
恥ずかしすぎだろこれ。

ポリポリ

「―――…っ、ん……」

も、ホント嫌。
ヒル魔はニヤニヤ笑ってるし。
舌は絡めさせてくんないし。

「…ん、ッ……っ…」

なんとか絡めさせてくれた頃には唾液が口から溢れてた。
そのままヒル魔に頭を押さえつけられて口内を余す所なく侵される…

「……ッ、っ…ん……………は、ぁ…っっ」

漸く離された口元の涎を拭って息を吐く。

「何分だった?」
「ざっと5,6分てとこか」
「え、7分じゃねーの?」

なに。
計ってたのかよ。
すげー悪趣味。

「写メったのいる?」
「送っとけ」
「すんげールイちゃん可愛いの。必死って感じで」
「カッ!?」

いつの間に…恥ずかし過ぎだろ。

「よし。では次するぞ」
「今度こそっ!お〜さまだ〜れだっ!?」
「チッ」
「なんで俺様に来ねーんだよっ!!」

だから恐いって。
殺気が…

「…俺も違うぞ」

ぇ。
まじ?

「……………………俺…じゃぁ@番とA番がキスでいいや」

これなら俺に被害ねーし。
背番号なら@番ヒル魔だしA番阿含だな。

「俺はA番だ」
「…俺B番」
「ってことは…」
「嘘吐くな。B番は俺だ」

ヒル魔の割り箸にはしっかりBが書かれている。

「ホントだ」
「じゃぁ阿含…」
「なんか雲子ちゃん目ぇヤバいって!お願いだからいつもの雲子ちゃんに戻って!!」
「早くしろよ糞ドレッド」

あ、ヒル魔に捕まった。

「ん゙ん゙ー」

なんかこっち見てるけどシカトしとこ。

バリバリバリバリ

なんかエロい。
俺もこんなんだった?
恥ず…
次第に阿含の抵抗が薄くなってきてる。

「………くそっ、今度こそは!!!」
「涙目になってっぞ〜♪」
「ところで何分だった?」
「ケケケ、6分30秒ってとこだな」
「まぁ、そんなモンか」

何それ。
時間計るって決まり!?

「ほら阿含、早く引け」

「王様は」
「…っシャ!俺様〜♪」

ガッツポーズなんてしてるよ。
そんなに嬉しいか?

「命令は〜ルイちゃんにフェラって貰う」
「フェ………カッ!!!!!!!!!?」
「コイツの舌テクすげーからな」

やめて下さいヒル魔さん。
つーか仮にも恋人ならとめてくれよ。

「フェラだけでいいのか、阿含」
「ヤったら王様ゲームできなくなるし」

何その理由。

「追加命令してい?俺がいいっつーまで抜いて」

あぁ…だめだ。
すること前提で話が進められてる。

カチャカチャジィ〜

「っておい!何脱ごうとしてンだよ!?」
「脱がねーとデキねーじゃん」
「早くしねーと次進まねぇからソッコーイかせろ」
「そんな簡単にイかねーよ。真面目にやらねーとぶっ殺すからな」

正に恐怖政治。

「……………ん、ぐっ…」

いきなり突っ込まれた。
しょうがないので手を添えて舌を使ってやる。
俺も酔ってンのかな。
カリを強く吸って舌先で尿道を抉る。

「………ッ…」

阿含の声に調子に乗って裏筋を根元からねっとり舐め上げる。
いつもヒル魔にシているように。
ヤバい、思い出しちまう。
下半身が熱くなる。
先走りを吸って咥え込む。
同時に手も動かしてイかせることだけに集中する。

「…っっっ!!」

集中してたのがいけなかったのか、躯を弄る手に思いっきり反応しちまった。

「やめんな」

行為を中断させられたのがご不満の様子。
ちゃんと続けるから青筋立てんなって。
多分ヒル魔。
触んなよ。
ただでさえお前に触られるとヤバいんだから。

「―――…っ、て、めぇ…ッ」

何か阿含の様子がおかしい?
目線だけ上げれば雲水に後ろから弄られて紅潮している阿含がいた。
色っぽい…
それに比べて俺って。

「ッ…!」
「考え事とは余裕だなぁ?」

ヒル魔の手が乳首を探り当てた。
軽く摘ままれて………口、離れるって。
王様の命令は絶対じゃねーのかよっ!


























後のことは思い出したくアリマセン(泣)。
結局阿含と雲水が帰ってからまたヤられたなんて。





Fin.

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