チクリ、と首筋に痛みが走る。それは一回だけではなかった。

ケフカは自分とは異なる女性ならではの真っ白なナマエの肌に幾つもの紅い華を咲かせていく。





師 と 私 と 





「ナマエの肌は白いですから、目立ちますねぇ」



指先で華の上をゆるりとなぞるケフカ。



『ッ、くすぐったいです…』



慣れない感覚にナマエは身を捩る。ただ、指先で触れらているだけなのに、たったそれだけの事なのに、ピリピリと電気が巡る様な感覚を覚えるナマエ。



「ナマエ、これからワタシがどうするか、分かりますね?」

『…は、い』

「もう後戻りは出来ませんよ」

『…――ッ、』



ケフカはナマエが纏う布の上から、ケフカの掌に綺麗に納まる双方の膨らみに手を置いた。それは大き過ぎず、小さ過ぎる事もない、ケフカ好みの大きさだ。



『ん、ゃ…』

「柔らかいですねぇ、ぼくちん好みだ。出会った頃はまだペタンコだったのにねぇ」

『ンン、ふぁ…ッ』



下から持ち上げるように何度も膨らみを揉しだく。触れられていただけの感覚が徐々に快感に変わり始めたナマエからは甘い吐息と声が漏れ始める。



『ぁ、んッ…ケフカ、様…』

「胸だけでこんなに感じて…ナマエは厭らしい子ですね。なら、こんなのとかどーお?」



そう言うと揉んでいた手が離れ、今度は膨らみの頂点を二本の指先で挟むように弄ばれる。くりくり、と指を動かし刺激を送るケフカ。



『ッひゃ!あッ、やぁ…ッ』



初めての感覚にビク、と背を浮かせるナマエ。うっすらと目尻に涙を溜めながら初めての快感に耐える。ケフカはそんなナマエの反応を楽しんでいる様子。



「まだまだだって言うのに、これ以上しちゃったらナマエ壊れちゃうんじゃないのー?」



ニシシ、と悪い笑みを浮かべている。そろそろ衣服が邪魔だと感じたケフカは、ナマエが纏う服を慣れた手付きで剥いでいく。どんどん露わにされていく姿にナマエは戸惑いながらもケフカに身を委ねた。



『は、恥ずかしい…です』

「綺麗ですねぇ、こんなに成長していたとは…」



身を包んでいた物が全てなくなってしまえば、ひんやりとした冷たい空気がナマエの肌を更に敏感にさせる。ケフカは舐め回すようにナマエの身体を見つめた。



『ケフカ、様…あんまり見られると…ッ』



見られている事からの羞恥心から身を捩り、此方をじっと見つめるケフカから視線を逸らす。恥ずかしくて今すぐにでも逃げ出してしまいたいくらいだ。師匠だったケフカとこんな状況になるとは今まで考えた事もなかった。



「恥ずかしがるナマエも堪りませんねぇ」



ケフカはナマエの身体のラインに沿って指を這わせながら膝元まで移動させた。膝に手を置けば、ゆっくりと開く。ナマエは自分の態勢にハッとしては下半身に視線を移す。



『ケ、ケフカ様…!』

「ご開帳〜♪」

『やッ!だ、駄目です…!』



慌てて下半身を隠す様に手元を移動させるナマエ。しかしそれはケフカにあっさりと妨げられてしまい適わなかった。



「駄目駄目ぇ、隠すなんて許さないですよ」

『で、ですが…!』



ケフカの身体があっという間に両脚の間に入り込んで来たため脚を閉じる事も出来なくなってしまった。




「お愉しみは此れからですから――…」




ケフカはそう言葉にするとニンマリと妖しい表情を浮かべた。




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