data | ナノ

真朱:まそお
「好い加減に鬱陶しいぞ、中紅!」

 薬葉鹿 | 薬師 | ♀
 鶸萌黄/黄色 | 私/お前

異夜荘奇譚
 嘗て人だった妖怪。自らの身体に生えた草花を原料として生み出す薬は評判で、嘗ての罪を償う為に全国を放浪している。異夜荘の住人や椛は上客らしい。悩みは尖った爪。妖怪になってしまったばかりの頃は、慣れず傷付けてしまったことも多かったようだ。男勝りで口調は荒く、女扱いされるのを酷く嫌う。妖怪になってからと言うもの、贖罪以外の事は余り考えないようにしている。人間に戻りたいとは思っていないようだ。薬の事以外で人と関わるのは避けてきたのに、近頃は何かにつけてかまってくる盲目の陰陽師・中紅に困惑気味。

[ back ]
「#オリジナル」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -