「光あれ」
そう誰が囁いたのかもう覚えてはいない。
世界が青に塗り変わるその時、果たして其処に光はあるのか。
何も理解できずに今日もまたわたしたちは殺され、殺すのだ。
自ら捨てたはずの天蓋に囚われたまま。





Angelica Cage!




世界観
時代は仮想の19世紀末、機械技術が進展した世界。
そこでは魔法や妖精は御伽話として片付けられる。
しかし唯一、異物を挙げるとすれば"白き異形の怪物"の存在がある。
「わたしは彼らのことを人の手から遺棄された聖典より名前を付けた。
 "天譴(angelos)"と、皮肉を込めて。」

(種族の水面下の対立)


舞台
神への信仰が廃れた大都市、アガルタ(Agartha)。
大聖堂や宮殿は既に国の政府組織、司法府に抑えられその役割を果たしていない。
ここでのアガルタは宗教以外に関してはヨーロッパの中枢として機能しており、
政治、医療、貿易全てにおいて繁栄している。理想郷と人は呼んだ。
(※位置はヴァチカン都市と置き換えています。)



天譴(アンゲロス)
"人間の統制"、"神の啓示"と称し人間を殺戮していく人類の天敵。
彼らは自らを神の使いだと述べるも真実は解明されていない。

普段は人の姿をとっているが、本来の姿は白い羽が体中に無数に生えたおぞましい怪物。
血と眼球は青く、色素は薄い青白い肌が特徴。白い翼が二枚、体のどこかに生えている。
根元には霊脈が通っており、それを破壊しない限りどこに傷を負わせたとしても
回復する。なにより恐ろしいのは殺人衝動、欲求に関しては理性が及ばないということ。

天使の存在は未だ浸透されておらず、天使による殺人も世間では通り魔など
人間によるもの、隠しようの無いものに至っては隠蔽もされる。
故に過去の遺物として捉えている人間がほとんどであり、自衛の仕様がない。



人間
警察
現代となんら変わらない組織。不可解な殺人事件に頭を悩ませている。
天使の存在は信じていない者が多い。そういった案件を取り扱う署がある。


政府
同上、現代とさして変わらない。公には天使の存在を否定しているが実際は…
裏では"得体の知れないなにか"と繋がっているのではないかと都市伝説になっている。


富豪
極僅かな人種。その莫大な財力は人間一人をも容易く買い取ることができる。
変人や捩じれた思想を持つ者も多く、眼球をコレクションしたり天使を飼い馴らすことを
望む者もいる。ある職種のパトロンともなる。


秘密結社
文明から取り残された神を今も信仰している集団や、悪魔崇拝集団と
ピンからキリまで存在している。主な組織として前者はシオン修道会、後者はイルミナティが挙げられる。


一般人
アンダーグラウンドな世界に染まっていない普通の人間。
特例の富豪を除くと、一般人における富裕層と貧困層では大きな身分格差はあまりない。
天使の存在が最も浸透していないゾーン。


???
それが組織なのか個人なのかはわからない。
ただ一つ同じなのは天使の翼を手折るということだけである。


シャンバラ(Shambalah)
かつて存在していたと伝わる今は亡き王国の首都。
教会や教団が栄えていた時代、大戦が起こるはるか前に存在していたデストピア。




主要人物
Griselda=Spector(グリゼルダ=スペクター)
黒いハイネックと白いロングコート、顔の傷が特徴の男。齢は40代。
体中にありとあらゆる工具を隠し持っている。狩りと拷問が趣味(天使のみ)。
人間に対しては無愛想で無口、天使に対しては異様なまでの獲物意識を持つ。


Chartreuse(シャルトリューズ)
聖典で表すなら熾天使。大戦前の大量殺戮の元凶




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追加事項があったら増やしていく予定です。
OK:創作キャラの世界観共有、NG:A.Cの設定を企画として起用


キャラ化リスト




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