▼ 好きな子を苛めたくなる年頃
「だから無茶をするなと言ったんです」
怪我を抱えて落ち込むセバス。
魂の回収にやってきたウィリアムと鉢合わせをしてしまったのだ。
当然ウィリアムに魂の回収をされ、セバスは坊ちゃんに顔向けが出来なくなった。
「あなたのような害虫が、そこらへんを這い回ると迷惑だと何度言えば・・・」
「坊ちゃんの為です」
「全く・・・」
しばし黙り込み考えるウィリアム。
「全く・・・」
口では毒を吐くが、本当は心配なのを分からない。
「全く、世話のかかる害虫だ」
仕方がないから面倒を見てやらないと
***
ウィルセバいやっほい☆大人の恋愛イエア
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