Sweet water

「ほら、こっちを向いてセバスチャン」

暖かい湯をかけて、湯も滴るいい男を楽しんで心を満たす。ほら、こんなに湯けむりがベストなフォーカスで魅せてくれるのだから。

「名前様、どうか・・・あっ」
「何?セバスチャン、私に意見や命令してもいいと思っているの?」
「いえ、申し訳ございません・・・・」

私はシエル坊ちゃまにこの綺麗な玩具で遊んでもいいと言われたのよ?あなたを例えどう扱おうが構わない、と。――そう耳元で囁いて、私は手にするそれをセバスチャンの下半身にあてがうの。とても綺麗な顔を見せてくれるのを期待して。

「なりません、名前、様・・・っそこは・・・ん・・・っ」
「そこは、何?ちゃんと口になさい、ファントムハイヴの執事たるもの、ちゃんとしないと坊ちゃんに怒られてしまうでしょう」

そう言って弄ぶ。こんなに綺麗な玩具、毎日遊べる訳じゃないのだから。
名前は心の中で呟いて、楽しむのであった。

「ほら、セバスチャンのココ、反応してくれているわよ」

半勃ちの性器をつるりと持ち出してシャワーを当てがうだけでこの美声。
嗚呼、シエルが羨ましい。

「やぁ、止めて下さい・・・!!」
「こういうの、ガマン汁って言うのかしら?見て、トロトロの素敵な液体がいやらしく糸を引くの、ちゃんと見て」

欲しくなったの?セバスチャン。
安心してね、今夜は取り付けて攻められる素敵な玩具をシエルからお借りして来たから・・・。

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