※黄青前提な黄高
「高尾っち、好きっスよ。」
嘘つき。お前が青峰と付き合ってんの知ってるんだぜ。
俺は只の性欲処理の為の道具だよな。青峰は大切すぎて手も出せない、ってことだよな。
俺と青峰は何が違うのか。考えたところで、惨めになるだけだ。やめよ。
「俺も好きだよ。」
これは本当。偽りのない真実だ。
例えどんなに俺を見てなくとも、俺はお前が好きなんだ。例え、俺を見てなくとも。
妙に優しく触れる手付きに、何故か泣きそうになった。
ああ、苦しいよ。
どうしてこんなに報われない恋に落ちたのか。でも、でも。
お前といる時間はすっげえ楽しいんだ。だから、まだ夢を見させて。
だから俺を抱きしめないで。俺にそんな目を向けないで。
「でも、別れよう。」
ああ、終わった。全て終わった。
さようなら、愛しい人。
俺に一時の夢をありがとう。
閉じていく夢を見た/icy
切なめ目指して玉砕。難しいです。
でも黄高結構好きです。犬猫コンビ!