今日は宮地さん家に遊びに来ている。受験で忙しい宮地さんと久しぶりに会った。息抜きに、と俺を呼んでくれたらしい。 相変わらず綺麗に片付けてある部屋に入り、床に座る。棚にはアイドルのCDやらバンドのCDやらが綺麗に並んでいる。あのバンドは俺も好きだ。そして、相変わらず宮地さんは几帳面だ。今思えば、よくそんな人が俺なんかと付き合えるのだろうか。 俺達、宮地さんと俺の関係柄は先輩後輩の他に一つ、恋人という関係がある。だから、今押し倒されていても何の嫌悪感もない。むしろ嬉しい。
「悪い、久しぶりに見たらムラっときた。」
「本当に相変わらずっスね、宮地さん…」
「そんなお前も口では呆れてても嬉しいんだろ?」
ニヤリと笑う宮地さん。当たり前だ。俺は宮地さんが好きなのだから。それを分かってて聞くなんて、宮地さんはズルい人だ。
「ひっ、あっああ、…!」
ぐちゅり。新しい先走りは宮地さんの手によって卑猥な音を立てる。それがダイレクトに耳に入ってきて、耳まで犯されている気分だ。 先端をしつこく攻める宮地さんの手つきは慣れたもので、じっくりと俺を絶頂に向かわせる。相変わらず、宮地さんは意地悪だ。
「お前、すげえ溢れてくんだけど。何、お前溜めてた訳?」
「ちが、っぁ、ふぅっあ、いそ、っ、がしくて、ぇ、…!」
首を振って答えれば宮地さんは興味無さそうに俺のの先端に口付け、思いっきり吸いあげた。強制的に上へと押し寄せる欲を促されるままに、吐き出す。 息を吐く暇もないまま、宮地さんは後ろをほぐそうとする。この手つきだと、今日は激しくなりそうだ。
案の定激しかった行為は3回も続き腰が痛くて仕方なかった。昼からの行為も終わる頃には真っ暗で、長い間愛されてたのかと思うと恥ずかしさがこみ上げてきた。やめよ。 ぐちゃぐちゃになった体を拭いて、後処理までしてくれた宮地さんは優しく腰を撫でてくれた。その手が優し過ぎて、思わず眠りにつきそうになる。 朦朧とする意識の中ではっきり、おやすみ、とだけ聞こえた。唇も柔らかいのに触れた。宮地さんはいつも俺が眠くなるとキスしてくれる。 久しぶりに会ったけど、何も変わって居ない宮地さんに思わず頬が緩んだのは内緒だ。相変わらず、今日は俺も宮地さんが好きだなと実感した1日だった。
宮高可愛いです。ちょっとしょっぱなエロめとかどうなのとか思ったけど、大満足です。 宮地さんがなんだかんだ恋人に甘い人だと美味しいです。
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