小ネタ | ナノ




「なまえー!」
「おー、シャチ」
「キャプテン知らね?本屋?」
「キャプテンならあそこにいるじゃん」
「……どこだよ?」
「ほら、そこのベンチのとこ。女児に絶賛絡まれてる真っ最中だよ」
「は?女児?てかマジでどこ?」
「だーから、そこの噴水横のベンチだってば!ネイビーのパーカー!ちなみに帽子被ってないからねモコモコを目印に探そうとしても無駄だからね」
「あ、いたいた………なあ、助けなくていいのかアレ」
「助ける?心配しなくてもキャプテン意外と子どもに優しいから大丈夫でしょ。急にバラバラにカットしたりしないと思うし」
「ンなことわかってるっての!逆だよ、逆!キャプテンを助けなくていいのかって!」
「キャプテンが女児にやられるとでも思ってんの?見くびりすぎだよアホシャチめ!」
「ちっっげーよ!バカかお前は!見てみろ!キャプテンぐったりしてるじゃねェか!困ってんだよあれ!優しいから手出さねえけど困り果ててんだよ!」
「そんなのわかってるけど」
「…え、わかってんの?」
「あんなキャプテン見れること中々ないからしかと目に焼き付けてた」
「バッ、性格悪いこと言ってねーで助けてこい!ほら!」
「はあ?シャチが行けば、」
「いーから!行け!」
「うわっ!ちょっ、……ハア。しょうがないなあ、もう…。」


+ + +


「ねえねえ!」
「…なんだ」
「おにーちゃん寝れないの?」
「眠くなりゃ寝るだろうな」
「じゃあ眠くならないの?」
「……あ?」
「だって目の下すごいよ!クマ!クマ!」
「うるせェな。ほっとけ」
「ねーんねんころーりーよ!」
「………」
「おこーろーりよー!」
「………ハア」
「ぼーうやーは、」
「………」


「って感じですごい萌えるやりとりしてたからそのままにしてきた!寝たふりしてあげてるキャプテン可愛すぎた!」
「なんだそれすげェ見たかったんだけど!」
「激レア!」
「ずりー!」

--------------
ひたすらほのぼの。

×
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -