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「追って来なって、この怪我でどうやって」


「さて、では行くか。荷物は少ない方が良いと判断して女房に用意させた」


「なっ」


「ではな」


「待てっ・・・、霜せいっ!!」


龍作は、起き上がろうと試みるも、傷の痛みで思うようにいかない様だった。


「龍作っ」


それを見ながら舞姫は邸を後にした。



* * *









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