糸車 | ナノ




『声』

きみのこえが 聞きたくて

空色のジャケット羽織った

きみに声を 聞かせたい

夢の街は アイも変わらず

自由にしてます

きみが好きだった歌

今日も口ずさむ

あの曲がり角 曲がれば

あの懐かしい陽だまりがありそうで

弾ませていた声

囁くきみの声

耳元寄せていた

淋しいというきみの声

擦れて届かない声

糸でつなぐ声は

心もとなくて

それでも強く強く思う
 
もう一回もう一度

幼子のように

きみの声聞きたいと

願う
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