「…ってことみたいなんですけどなまえセンパーイ」

『今回はレヴィなのね…
　まぁ結論から言っちゃうと男のエロスとか
　そういうのは本当に皆無なのよね、彼は。』

「ムッツリ100%ですー」

『え、何ちょっとその言い方…
　“果汁100%ですー”みたいな。』

「うわーなまえセンパイ
　そういうのは言わないで下さいー
　今後一切ジュースが飲めなくなくじゃないですかー」

『…あんたってまだジュースなんか飲んでるの？』

「それはなまえセンパイもでしょー」

『私は女の子だもん、いーじゃん』

「ミーだって男の子だもーん」

『その口真似ウザいんだけど』

「てか話ズレましたよねー」

『え？…あー何だったっけ？』

「やだなー変態雷オヤジですよー」

『あぁ、そういやそうだったね』

「あの人って確か“妖艶な娘”が
　好きなんでしたっけー？」

『うん、クロームのことなんだって』

「ロリコンじゃないですかー」

『あれはないよね。ほんと引いた』

「ドン引きってやつですかー」

『ドン引きってやつですよ』

「あと他にも誰のことを何て言ってましたっけー？」

『M.Mのことで“華憐な娘”だね』

「師匠のとこの人ばっかじゃないですかー」

『確かに言われてみれば。』

「やっぱアレですかねー、
　変態は変態の仲間たちを好むんですかねー」

『ん？』

「ほら日本のことわざで言いますとー
　“類は友を呼ぶ”ってやつですよー」

『あぁ成る程ね！言いかえると、
　“変態は変態を呼ぶ”ってか』

「そーゆーことですー」


ガチャ


「『 あ、変態雷オヤジ 』」

「ぬおっ、何だ貴様らか」

『ねぇねぇレヴィっ質問してもいい？』

「ぬ…何だ」

「妖艶な娘と華憐な娘、
　どっちをあなたは選びますかー？」

「な、何だと…！！
　そんな究極な質問…ぬぉおおお！！！」

『( 小声 )うわーマジでキモいんだけど』

「( 小声 )さすがのミーもあれは
　生理的に受け付けられませーん」

『( 小声 )まぁこれはこれで面白いしさ、
　ラストスパートいっちゃう？』

「( 小声 )そうですねー」

『…ごほん、レヴィ？
　あともう一つだけ質問ね』

「妖艶な娘か華憐な娘、どちらに
　キスしてもらいたいですかー？」


ブシャアァアアア！！！


『うっわ鼻血噴くとかマジでないわー』

「いやいやそれでも鼻血の噴出だけで空を
　飛べるのはさすがヴァリアークオリティですよねー」

『でもこんなとこでヴァリクオを
　使われるのって何か複雑…』

「じゃあ変態雷オヤジが退場したので
　今回はこれにてー」


++++++++++

20130616

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