心から心配

「これかプリクラっつーもんだ!」



「ん・・・これですか!」
俺はこの大きな箱みてそう言った。箱でしかない・・・。この中に入るのかな・・・プリクラってカメラでしょ・・・とぶつぶつ考えていた。



「よし、入るぜ!」

そう言いながら綱海さんは俺の手をつかんでプリクラ機の中に入っていった。



プリクラ機の中は、キラキラ光っていてとてめ眩しかった。入って右側にカメラと操作する画面がついていた。


「わ・・・」

その操作する画面には、400円を入れてくださいと書いてあった。

「じゃ、割り勘な!(笑)」
綱海さんが200円づつ払おうと言ってきた。勿論俺はそれに同意した。


二人がお金を入れ終わったら音楽が流れ出した。その曲は、"またね・・・のキセツ"だった。

「お!もしかしてこれあれか!またねって何回も言う歌!」
綱海さんがプリクラ機の上の音が出てる部分を指差しながらそう言った。


またねってそんなに何回も言うっけ・・・

「きょっおしーつのっこくばんにっ!って円堂さんが言うやつですよね!」
手をバタバタさせながら俺はそう言った。



「・・・あぁ、まあな」
綱海さんが発したこの言葉、俺は聞いていなかった。
このプリクラ機は2回×2の4回しか撮影できなかった。


「よし、先に選ぶぜ!

まずはこれ!

立向居も選びな♪」
プリクラ機の画面を、触りながら綱海さんが"水色の横ストライプ"の背景を選択した。


「は、はい」
俺はオレンジ色のシンプルな背景を選んだ。



立向居が選んだ背景を見て綱海さんはこんなことを思っていた。
{オレンジって・・・円堂・・・二人っきりなのに立向居は円堂のことを思ってるのかな・・・?}

そんなことを思ってる綱海さんを俺はきずかなかった。



⇔後書き
更新遅れてほんとすいません(;ω;`)
そして今回は少し短め

はやく距離が縮まらないかな・・・♪

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