読まなくていい解説と後書き


【解説】
登場人物の名前を
・栗花落カナヲ→栗花→リファ
・竈門炭治郎→日(太陽)→タィヤン
・我妻善逸→雷→レイ
・嘴平伊之助→野猪→イェズー
・煉獄杏寿郎→煉獄→リアンユ
とそれぞれ中国語っぽくしてみました。誰が誰だか分かるよう、それとなくエッセンスを盛り込んだつもりです。

〜弐「頭を低れては故郷を思ふ」〜
中国に留学した主人公がストリートギャングの煉獄さんと恋に落ちるお話です。実は炊き出しを行っている大元はお館様で、煉獄さんや炭治郎達もお館様の指示のもと、働きながら地域の平和を守っています。時々法には触れるけど故意に犯罪はしないという感じです。
恋に落ちた二人はその後もちょくちょく逢瀬を重ねますが、煉獄さんの組織での位が上がっていくにつれて主人公は日本に帰るのが難しくなっていきます。

〜参「疑ふらくは是れ地上の霜かと」〜
モブ視点。弐から五年後くらいを想定しています。勢力を増した煉獄さんとその妻(主人公)の話。
モブは中国黒社会を滑る男の末娘。経営していたアヘン窟を煉獄さん達に潰されて復讐のために潜り込みましたが、結局誰も殺すことが出来ませんでした。
モブ...父親を裏切った事。
       リアンユ暗殺を企んだ事。
主人公...両親を捨てた事。
         中国でリアンユ達と暮らし続けていく事。
をそれぞれリアンユの元(煉獄)で償っていく...というお話です。

【後書き】
もっと甘いお話を書きたかったな...というのが素直な心境です。煉獄さんに中国語で「愛してる(ウォーアイニー)」って言わせたかった...。
実は、最初は皆もっとちゃんと中国語を喋っていたのですが、nanoさんの仕様でどうしても特殊な漢字が表示できず...泣く泣く日本語表記になりました。残念。
でも、昔REBORN!に嵌っていたので久々にマフィアを書いたら楽しかったです。いつもとはちょっと違う雰囲気のお話でしたが、読んで頂きありがとうございました。
最後に、タイトルで使った李白の漢詩を乗っけておきます。

静夜思
牀 前 看 月 光
疑 是 地 上 霜
挙 頭 望 山 月
低 頭 思 故 郷

牀前 月光を看る
疑ふらくは是 地上の霜かと
頭を挙げて 山月を望み
頭を低れて 故郷を思ふ

静かな秋の夜 ふと窓から月の光を見ると
その白い輝きはまるで霜のように美しかった
頭をあげて山々と月を見上げる
遠い故郷の事を思うと 知らず知らずのうちに頭が下がっていた

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