野球を見ながら雑魚寝するゾロ

「おいルフィどこ行く」

「んえっと肉とか買いに行こうと思って」

「どこに行くかはおれにいつも伝えろって言ってるだろ」

「うんわりぃ」
ゾロは最近ルフィを束縛し始めていた
結婚してまもない頃は自由にさせてくれていたが

ルフィへ思いを寄せている男たちがわんさかいるといううわさを耳にしてしまったゾロは無意識に束縛しはじめてしまったのだ

そんな時玄関のチャイムが鳴る

ピンポーン

「はーい!今出る」
ルフィがとたとたと玄関にかけていった

「こんばんはルフィさん!配達にきました」

ルフィの爺ちゃんガープの部下であるコビーは
爺ちゃんからのお届け物を時々配達してくれるのだ

「コビーひさしぶり!じいちゃんからか今日はなんだろうな!」

「結構重みがありますよ気をつけてください」

ルフィは早速あけてみた
いつも届いたら真っ先に見ずにはいられないのだ
「うひょー!肉だあ!今買いに行こうとしてたんだよ」

「ルフィさんの喜ぶ顔が見れて僕もうれしいです!」

「コビーまたでっかくなったなー!筋肉も付いてる」

「ええそうなんです!僕ルフィさんに釣り合う男になるためにトレーニングしていて..
はっなにいってるんだ僕は...すみません!
も、もしルフィさんがよろしければ僕が中まで運びましょうか?かなり重いですから」

ルフィを狙っているコビーは家へ入りたがるが
今日はいつも会社の旦那ゾロが休暇で在宅中
ルフィの背後からゾロがすっと顔を出した

「おいルフィ荷物か運ぶぞ」

「わっゾッ旦那さんが今日はいるんですね、では今日は失礼します」

「ご苦労様また頼むなー!」
あわてたコビーは急いで走り去っていく

「ルフィさん僕は貴方をいつか必ず捕まえてみせます!!」

コビーは叫びながら見えなくなっていった

「ああ、またあいつか、違う配達員はいねーのか」

ゾロはつぶやいて苦い顔をした

「しししっコビーは良い奴だぞ」

そう言ってルフィに微笑まれてはゾロはイチコロだ

微笑むルフィの頬にゾロはそっとキスを落とした





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