これから、このまま

105号室


6「(105号室の前に来ました。この部屋でクラウドとジタンが寝てます)」
5「(2人に仕掛けるドッキリは、名付けて『悪夢でおはよう』!2人にはそれぞれセフィロスとクジャの声で目覚めてもらうぞ)」
6「(2人の反応も楽しみですが、その前に寝ている2人の様子を見てみましょう。では…)」
56「(失礼しまーす…)」
6「(…ぐっすり、寝てるね)」
5「(ジタンのパジャマは緑のチェックか。てか腹出して寝てるし)」
10「(クラウドの頭がチョコボじゃない!誰って感じッス…)」
6「(もしかしてクラウドのチョコボ柄のパジャマは…)」
5「(おれがあげたやつ)」
10「(やっぱり!)」
6「(…2人の寝顔も見たことだし、実行に移りますね。私がクラウドに録音したセフィロスの声を再生して、)」
5「(おれがジタンにクジャの声を再生。アナウンスの練習とかに使うちっちゃいプレーヤーだけど、まあ十分だろ)」
10「(じゃあいくッス!本番5秒前!3、2、)」
56「(せーの)」

7'『私だ、クラウド。朝だ、クラウド。良い目覚めを送ろうか、クラ』
7「…あんたはっ、…いらない!」

9'『僕の麗しい声を聞いて目覚めたなら、今日という舞台が一層素晴らしく感じられるんだろうねぇ』
9「…んなわけあるかぁ!朝から何してんだよ!」

…………
79「………ん?」
5610「大 成 功!!」
3人ハイタッチ
9「って、カメラ!?」
10「ドッキリで驚いた様子と、寝顔を撮りにな!」
9「何撮ってんだ、寝起きのオレなんてファンのレディの前で見せれねぇよ!」
7「何故セフィロスの声を…」
5「ああ、今日のドッキリ用に、事前に2人の声を録音させてもらったんだ!どっちも快諾だったぜ〜」
9「全くティーダまで…お前らなあ」
6「ごめんね、ジタン?」
9「いーやティナは悪くないぞ!もともとバッツが計画したんだろ?」
5「まあな!」
7「…バッツ」
5「お」
7「…一発お見舞いしていいか…?」
5「あーごめん悪かったって!もう二度と朝 に は 絶望を贈らないから!」
6910(それって朝以外には贈る計画が…)
5「とにかく、105号室はドッキリ成功!よし、次行くぞ」
610「はーい!」
嵐のように去っていく3人

9「…クラウド」
7「…何も言うな…」
9(バッツが、若干お兄さんに見えて…)
7(一緒にはしゃいでるティナとティーダが、妹と弟みたいでかわいいなんて…)
思った時点で、負けだ。
怒れない。


□■□■□

ドッキリというか、不快な目覚めを送っただけのような…
クラウドとジタンにはツッコミに徹してもらいました。
ジタンは寝るときナイトキャップでしたっけ、あれ着けてると思います。


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