それはきっと腐れ縁(後話)
(おまけ会話)
落ち着いた私は、臨也とお茶を飲みながら事務所のソファーで話すことになった。(お茶は私が入れさせられた)
何で今まで喧嘩していた臨也とお茶を飲んでいるんだろうと自分と思ったが、私はもともと怒りは長続きしない性分だ。
友達と喧嘩したも1、2時間で忘れる事もあるくらい。
とはいえ、こいつにはまだ・・・ムカつくけど。
「臨也、早く誰か好きな人でも作りなよ。取り巻きの中にも可愛い子とか胸・・・スタイルいい子結構いたじゃん。そうすれば私になんて興味も無くなるだろうし」
「胸とか親父臭いね、君。あの子達は観察対象で、ただそれだけだから」
「観察対象ねえ。・・・臨也ってちなみに好きになった女の子とかいるの?」
「さあ。恋愛の意味じゃ、いないかな?俺は全ての人間を愛してはいるけどね」
「へえ、無いんだ。・・・・・・・・・・・もしかして臨也って、ホモとかじゃないよね?」
「俺にそんなこと言える子は君くらいだよ。あり得ないから、気色の悪い事言わないでくれる?その引いた顔もムカつくし」
「怒らないでよ、冗談じゃない。・・・じゃあ、普通に女の子が好きなんだ」
「(冗談には見えなかったけど)。そうだよ。」
「そっか、ふ〜ん。(ってか臨也ってまさか童貞・・・じゃないよな、さすがに。そしたら笑えるけど。)」
「(なんか余計な事考えてそうだな、コイツ・・・)」
〜〜〜〜〜〜
主人公、口が悪いですが”怒って興奮している”+”臨也だから”というだけで、元はある程度いい子です。
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