日常 | ナノ
9日目(月曜日)

今日はバイト中に新たな発見があったからそのことを書こうと思う。

土曜日にチャイナ服の女の子が言っていた銀ちゃんさんが、先週店に来たあのわたあめさんのことだということが判明したのだ。ていうかなんで気付かなかったんだろう。目が死んでるかどうかは置いといて天パでジャンプといえばあの人しかいないのに。

まあそんなことはどうでもいい。とにかく銀ちゃんさんが発売したばかりのジャンプをレジに持って来たから、私は彼に「銀ちゃんさんですよね?」と声をかけた。

銀ちゃんさんは最初はキョトンとしていたけどすぐに「いやいやいや。たしかに俺は銀さんであり銀ちゃんでもあるけど銀ちゃんさんではないからね?なんで敬称2つもついてんの?どんだけ俺のこと敬ってんの?」とごちゃごちゃ突っ込んで来た。細かい人だと思った。

とりあえず呼び方はお客様に改めて、酢昆布代を請求すると銀ちゃんさんは長々と酢昆布代がないことを伝えて来た。だからジャンプ代から酢昆布代を差し引いてジャンプはまた後で買えばいいじゃないかと告げるとそれだけはダメだとこれまた長々と伝えられた。

なんだか本当に面倒になったので酢昆布代を請求するのはやめにした。土曜日の時点で既に払ってるから正直どうでもよかったし。

そしたら銀ちゃんさんは頭をかきながら「…わかったわかった」と私に名刺を差し出して来た。要らない。が、一応目を通すとそこには万事屋という職業と坂田銀時という名前が記されていた。

怪しかったので突き返そうとしたら「酢昆布代は出せねーけどよ。何か困ったことあったら解決してやるから勘弁な」なんて言われてそれも出来なかった。

銀ちゃんさん改め坂田さんはかなり面倒でおまけに職業も怪しいけど悪い人ではなさそうだから何かあったら相談しにいこうと思う。期待はしてないけど。

今日は結構書いたな。明日もバイトだしもう寝るか。おやすみなさい。




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