頑張り屋さんな嫁を労る治くん



自営でおにぎり屋さんをやっている人のもとに嫁いだ。
大変なことはある程度覚悟していたけれど、飲食店の経営は想像以上にハードだった。
人気店であることから昼間はお客さんで混みあって忙しく、ずっと立ちっぱなしだから足は痛くなるし、洗い物などで水も常に触りっぱなしだから手も荒れる。
それに加えて今日は疲労の蓄積からか頭も痛くてしんどかった。
でも治くんだって同じように大変なんだから、私だけが弱音を吐くわけにはいかない…。

「なまえちゃん、風呂のお湯溜まったで」
「あ、ごめんね…準備してもらっちゃって…」

頭痛のせいで帰ってからも全然テキパキ動けなくて、治くんがほとんどやってくれた。
治くんだって疲れてるのに…私は嫁なのに…こんなんじゃ申し訳ない…。

「なまえちゃん疲れたやろ。先に風呂入り」

治くんの手が優しくポンと私の肩に置かれる。
気遣ってくれているのがわかって胸が痛い。

「一人で入らすのちょっと心配やな、やっぱ一緒に入ろか」
「えっ…だ、大丈夫だよそんな…」



※ここまで書いてボツ。このあと一緒にお風呂入って治くんが作ってくれたご飯食べて一緒に寝てお嫁ちゃんは明日もがんばろうって元気になります。




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