想う気持ち

※とても微妙なところで終わってます。
パス無しですが裏です。
主人公攻め。



先輩と二人きりの部屋で俺は手と口の自由を奪われ椅子に座らされていた。

「風丸君さあ、私のこと嫌いなのにこんなことされてどう?」

縛られるのは嫌だが先輩が目の前で頭を撫でてくれているので正直嬉しさも感じているは事実…。
それに嫌いじゃない、むしろ好きだ。
そう言いたいがハンカチのせいで言えず首を振る、が…

「そりゃあ、嫌だよね」

悲しそうにする先輩を抱き締めたくなったけど手が動かない。

「…ごめんね」

そんな切なそうな声で謝らないでくれ…
俺までシュン、としていると

「!んん…っ」

突然俺のソコに違和感を感じた。
見るとズボンの上からゆっくり先輩が優しく撫でていた。
それだけのことで元から勃っていたのに一気に出そうな感覚に襲われた。

「嫌いな人に触られても固くなっちゃうんだ?」

"嫌いな人"それは、俺が意識しすぎたせいで招いた誤解で…

「風丸君、許してね。」
「!!」

そう聞こえた…その時、
何を思ったのか俺のズボンと下着を下げ自分でも目を反らしたくなるソレを直接握ってきた。

「んッ…んうう!!」

我慢するのがキツい。
先輩に触られていると考えただけでイキそうになる。

「目、エロ…」

クスクスと笑いながらツツ…と指を這わされ背筋に電気が走った。
そして顔が下へ行く。

「ふ…うっ…」

口に、覆われる。
ピチャピチャという音で耳まで侵される。

「ん…んんっ」
「はっ…んむ…」

先輩が口に含んでいるという罪悪感を感じつつ、気持ちよさに溺れてきていることも否めない。

「…ひもひい?」
「!!!」


そんな場所でしゃべらないで欲しい…

コクコクと頷くと先輩は少し切なそうに微笑むと顔をピストンしはじめた。

「っ…ふうう…」

根元を揉まれ激しい動きに我慢できなくなった。

「ん!んんんんんっ!!」

離して欲しい、離して欲しい…のに…

っ出る…!!


ドピュッ

頭が、真っ白になる。


余韻に浸っているとごくんという音に目を見開く。

「風丸君の、美味しかったよ」

飲みきれなくて口端から垂れたそれが、卑猥でまた元気になってしまいそうだ。


「ね、声を聴かせて」

ハンカチの結び目をほどこうと伸ばしてきた手がピタリ、と止まった。
俺の手が僅かに震えている…

「あ、ご、ごめんね!!調子乗って…!!」

口と手首が解放されると先輩は後ずさった。

「ごめん…なさい…」

ペタリと床に座り俯いてしまい、…泣いてる…のか…?

「ごめんなさい…風丸君が…好きで、好きで、
…嫌われてるって感じ初めてから、どうすればいいかわからなくて…!!」

"好き"…?

「先輩、」
「風丸君泣かせちゃってごめん」
「え?」

俺が…?

「私を、好きなだけ、殴って!」
「そんな、」
「私に今の感情を、ぶつけてくれればいい!」

殴るはずない。当たり前だ…

「できません」
「憎くないの!?」
「だったら!」

突然の大きい声にビクリと震える先輩の肩。

「だったら全力で拒否してます」

「俺は、先輩が好きすぎて、意識しすぎて誤解を招くような態度をとってしまったんです」
「うそ…」






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すごく微妙なところで終わってて自分でも「?????」ってなってます。

2011.05



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