蒟蒻を切る様子を眺める

今日は店番だ。カウンターで先輩が蒟蒻を切る様子を眺める。掌に蒟蒻を乗せ、薄刃包丁で切る。まるで豆腐を切る要領だ。
「どうした、千芳。もしかして惚れ直したか?」
「馬鹿いわないでください。最初から惚れてますよ」
「え」
突然の告白に先輩は顔を真っ赤にして固まった。包丁、落としそう。


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