ジャック

「家族なんだよ。
…今となっては唯一の」


Jack Rislly

ライズリー博士の一人息子。18歳。
父親が学界での名匠であったことや、父子家庭だった為に物心つく前からロボット『AUTO』に世話されていたことが影響して、ロボット工学に精通した環境で成長した。
父親の遺した自宅の研究施設にて日々ロボット工学の修行に勤しんでいる(半ば趣味でもある)。

博士が万能過ぎた為に息子としての劣等感がある。
工学知識は一人前だが、父親を越えるオリジナリティを追究しようとすると何故か手掛けた作品が爆発するという、器用な才能がある。
そんなガラクタ達を『ジャックジャンカーズ』と命名するあたり一応創作物への愛はあるらしい。

根は素直で真面目な性格だが、いつまでも子供扱いしてくるオートに対しては悪ぶった態度を取る傾向がある。反抗期である。
しかしロボット工学を勉強する動機に「父親のいない今オートを保護管理できるのは自分しかいない」というのが含まれる為、内心では兄孝行。
昔は「オートにいちゃん」と呼び慕っていたが身長が同じくらいに差し掛かった頃から「オート」と呼び方を変える努力を始めた。

一応邸宅の一人息子だったので小さい頃は何度か誘拐された経験があり、その度オートに助け出された過去がある。


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