「ねえいけめんと付き合いたい」
「…夜中に電話かけてきたと思えば…なんだよ知るかよ」
「あっなにグリーン妬いちゃった?」
「ばっかやろうはやく寝ろ」
「もっと優しくしてよ」
「夜中に電話出る時点で優しさ溢れてるだろ」
「優しいいけめんと付き合いたいの!」
「だーかーらー勝手にしろよ!」
「優しくていけめんなジムリーダーじゃないと嫌なの」
「はあ…?ジョウトのエンジュにでも行ってこい」
「マツバさんねーかっこいいよね。話したことない」
「マツバはお前の後ろにいるやつと話したことあるって言ってたぞ」
「えっちょっ…はあ!?なにそれ、はあ!?」
「びびってらぁびびってらぁ」
「ばっっかじゃないのちょっとアンタ今何時だと思ってんのよ」
「2時半になるな」
「やめてくれよほんとまじやめてくれよまじかよ」
「怖いならさっさと寝ることだな」
「ボンジュール」
「犯すぞ」
「っしゃ来い!」
「…はっ!?おおお前何言ってんだよ」
「嘘。でも寝れなくなったトイレ行けない」
「マツバに来てもらえよ」「嫌だわ!グリーン来てよ」
「ふざけんなって」
「私はグリーンに会いたい!」
「だっだから何言ってんだよ!本当にどうした?なんかあったのか?」
「だから、私はね、優しいいけめんのジムリーダーが好きなんですよ」
「聞いたよそれは」
「誰よりも負けず嫌いで誰よりもポケモン達を大事にしてて、」
「おう」
「普段は強い口調で意地悪な事ばっかり言うけど、シチューが大好物な可愛い所があって、」
「………」

「夜中にいきなり電話かけても、なんだかんだつきあってくれる優しいいけめんの可愛いトキワのジムリーダーさんが好きなんですよ」
「……………」
「…おいグリーンさんまさか寝たとか言うなよ………………えっまじか」
「待ってろ」
「え」
「待ってろ、今すぐお前に会いに行く」


ずっきゅーん

20130902
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