チャット

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お知らせ:タロさんが入室しました


タロ:…………誰もいない

タロ:タ、タンポン

タロ:すみません、つい変態発言を……ドゥフフwwwブヒヒ


お知らせ:おぱんつマンさんが入室しました


おぱんつマン:やだ……この人怖い……


お知らせ:けんちゃんさんが入室しました


けんちゃん:ほんまもんやで………怖い……


タロ:けんちゃんにおぱんつマン!? 貴様らいつからそこにいた!

おぱんつマン:ROMってました^^

けんちゃん:同じく^^

タロ:テメェらだけは生かしておけねぇ……! ていうかおぱんつさんに変態と言われたくないです><

おぱんつマン:キャー! 変態!

けんちゃん:へ・ん・た・い! へ・ん・た・い!


お知らせ:スペースさんが入室しました


けんちゃん:あっ、スペさんお久しぶりです

おぱんつマン:また一人犠牲者か……黙祷……

スペース: 大丈夫?

おぱんつマン:タロくんの頭が?

けんちゃん:残念ながら手遅れだね

タロ:こ、こいつら……。あ、スペさんお久しぶりですー、元気でした?

おぱんつマン:元気なのはタロくんの下半身だろう、おじさんがしゃぶってあげようか?^^

けんちゃん:ちょっと男子! 下ネタはやめてよね! ここを何処だと思ってるのよ!

タロ:ロリババアとかどっかに落ちてないかな〜

おぱんつマン:可愛い男の子とかイケメンとか落ちてないかな〜

けんちゃん:だめだこいつら……早くなんとかしないと……

おぱんつマン:そういえばタロくんにけんちゃん、最近どう? 執筆の方は進んでる?

けんちゃん:ぼちぼちって感じかなー、でも最近あのコミュニティもちょっとグダグダになってきた感じだよね

おぱんつマン:まぁ元々個人で書く趣味サイトだしね、今は停滞期なんでしょ。忙しい時期だし

タロ:さいきんはさっぱり書いてないですよ、僕。なんか書く気が起きなくて……

おぱんつマン:タロくんの書く話、俺好きだよ。だからこの猛った一物を舐めてくれないか?ハァハァ

タロ:レロレロ

おぱんつマン:ああ……いいぞ……

けんちゃん:やめろよ! やめろよ! スペさーんこの変態達から助けて!

おぱんつマン:けん……お前も染まっちまえよ、こっちの世界は楽しいぜ?

タロ:ルルルルル〜ル〜ルルル〜♪

けんちゃん:歌うな!

スペース: 今どこ?

けんちゃん:スペさんは相変わらず電波な発言しかしないし……

おぱんつマン:それがスペさんのキャラじゃないww謎系クール!wwww

タロ:近付くと火傷するぜけんちゃん! ねー? スペさん!

スペース: 動けるのか動けないのか

おぱんつマン:スペさん、たまにはまともに話してほしいけどね、書く話はすげー面白いのに

けんちゃん:あっ、俺ファンなんです……///

おぱんつマン:けん! お前俺という者がありながら!

タロ:完璧にガチホモだな……くわばらくわばら

けんちゃん:ちがうよ! 俺はノーマルだよ!

おぱんつマン:もう自分を偽るのは止せ、けんちゃん……

けんちゃん:こいつUZEEEEEEEEEEE!


お知らせ:もにゃみさんが入室しました

もにゃみ:キャー! ホモの修羅場よ! 次の作品内容は決まったねミ☆

お知らせ:もにゃみさんが退室しました


けんちゃん:おいもにゃみ! 腐女子てめーコラ!

タロ:禁断の恋……僕は応援するよ。お幸せにね! 三(;´д`)ノシ

けんちゃん:待って! 行かないで!

おぱんつマン:それじゃあけんちゃん、幸せになろうね^^

けんちゃん:嫌です

おぱんつマン:

けんちゃん:絶対に嫌です

おぱんつマン:(´;ω;`)ブワワッ

タロ:中々想いは実りませんね、おぱんつさん

おぱんつマン:タロくんも応援してよ〜

けんちゃん:名前が下着の奴とか生理的に無理

おぱんつマン:馬鹿野郎! パンツを甘く見るな!

スペース: 助けにいくよ

けんちゃん:えっ、スペさん、俺を助けてくれますか?

タロ:馬鹿ですね、スペさんは僕のですよ、けんちゃんはそこのパンツで我慢してください

けんちゃん:いやだ! 絶対!

おぱんつマン:けんちゃんハァハァハァハァ……!

タロ:れんあいってすばらしいなあ(遠い目)

けんちゃん:タロさん、これはれんあいじゃなくてへんたいだよ(遠い目)

おぱんつマン:君たちいくらなんでも失礼すぎるだろ

おぱんつマン:まったくもっとまともな人はいないのかね……

けんちゃん:こいつ……どの口で……

おぱんつマン:あ、そういえば最近クミゾウさん見ないよね

けんちゃん:そういえば、以前はよく来てたのに……サイトにもあまり来てませんね

けんちゃん:タロさん仲良かったじゃないですか、どこ行ったか知ってます?

タロ:タロさんよくわかんないな。クミゾウさん謎が多い人だったし。 秋田に住んでるってこと以外は知らないね

けんちゃん:そうなんだwwwそういえばタロさんも秋田の人でしたっけ? 以前言ってましたよね

スペース: 秋田の何処?

おぱんつマン:おおっ、初めてスペさんが会話に参加した! 今夜はお赤飯や!

スペース: タロ

タロ:らsdが


お知らせ:タロさんが退室しました

スペース: あ

おぱんつマン:あーあ……けんちゃんが個人情報流出したことに耐え切れなくてタロくん落ちちゃったよ。とりあえず乙

けんちゃん:え、僕のせいですか! タロさん、おぱんつさんが変態でもまた来てくださいね、乙〜

おぱんつマン:最近ここのチャットも人が少なくなってきたよね、クミゾウさん以外もあんまり人来なくなっちゃったし

けんちゃん:そうですね、なんか寂しいですね……

おぱんつマン:やだなけんちゃん、俺がいたら寂しくないだろ?

けんちゃん:あ、僕落ちますね^^

おぱんつマン:!


お知らせ:けんちゃんさんが退室しました


おぱんつマン:ちぇ、なんだいけんちゃんもタロくんも……皆冷たいなあ、スペさんもそう思いません?

お知らせ:スペースさんが退室しました

おぱんつマン:Oh……







 画面の端では僕が落ちた後でもチャットが続いている。暗い部屋の中で電子的な光を放つ画面を、目の端で捉えながら、聞くに堪えない声をあげた。自分から零れているだなんて、信じたくない声だ。

「タロ」
「うっ、あ、あぁ、やめっ……」

 ぐちゅぐちゅとズボンの中から聞こえてくる卑猥な水音に、耳を塞ぐ。しかし、耳を塞ぐための手はすぐに外されてしまった。そのまま耳の裏側を舌で舐め上げられ、僕は悲鳴にも似た息を漏らす。さっきまでチャットをしていたはずの手は今は汗でじっとりと濡れていて、色が白くなるまで握り締められていた。侵入された片方の手が僕のペニスを掴み上げ、そのまま強く扱いてくる。抗い難い快楽の波が、体全体を襲った。

「あっ、うぁ、くみぞ、さん……! 手ぇ、はっ、はなし……! ごめんなさい! す、すみませんっ」
「今日のチャットはもう終わり、場所なんてバラした所でどうにもならないんだから」
「ぅあ、あっ、あっ……」
「タロ、可愛い」

 首筋に息を吹きかけられて、背中が大きく仰け反った。鳥肌が立つ。そそり立つ彼の性器が僕の股の間から覗いていた。急くように勢いを増した彼の手は相変わらず僕のを弄っていて、いつの間にか溢れていた涙が、下げられたズボンの上に小さく染みを作っていた。
 どうしてこんなことになったんだろう。どうしてこんな目にあっているんだろう。僕はただ、趣味で話を書いてただけなのに。腹から覗く白い皮膚の上には、赤い斑点が見える。誰か、誰か助けてくれ。

「うぅっ、あ、くみ、あっ」
「タロは僕のだよ、絶対に誰にも渡さない」
「うぅっ……ふっ……!」
「タロ、僕のタロ、君の書く話も、君自身もずっと僕のだよ、僕だけのものだよ、ねえ、そうだよね?」
「あっ、あぁあああーっ…………!」
「逃がさないよ」

 ぐりっと亀頭を指先で抉られ、あっけなく僕は果てた。涙で滲む視界に、未だ続いているチャットの画面が映る。あれからまた別の人が入室したらしく、チャットでは違う話題に移行していた。まるで別世界だ。僕もずっとあそこにいられたらよかったのに。だけど僕はあの世界にいくことは出来ない。願っても願っても、此処から抜け出せない。助けは来ない。チャットなんてするべきじゃなかったんだ。

「何を考えているの?」
「ひ、」

 背中に爪を立てられて、再び体が震えた。そのまま強く押し付けられ、皮膚から血が滲む。
 切り取られた世界の中、唯一の通信方法はこの箱を通した小さなコミュニティのチャットのみ。見張られた中で続く問答。彼だけが気づいていた。だけど、それももう続かないのかもしれない。

「タロは僕のものだからね、ずっと、ずっと、ずーっとね……あは、あははは……逃がすもんか」

 暗闇の中で、狂ったように笑う男の声だけを聞いていた。




お知らせ:スペースさんが入室しました

スペース: 必ず助けにいくから、待ってて

スペース: タロ

お知らせ:スペースさんが退室しました

























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