ハイボールが飲みたくなった日
2014/12/17 23:18

先日、仕事が久しぶりの早上がりだったので、友達カップル&私&相方くんで飲みにいきました。

その店はその日、凄く賑わっていて、なのにホールの人が少ない、という状況でした。

まず一発目から、前の客が飲み散らかしたテーブルに通され、

「すぐ片付けますのでお待ち下さい」

はい。待ちました。

10分後。
いつまで経っても片付かないので、友達が隣の(これまた飲み散らかした)テーブルにポイポイと飲み散らかしたものを移動させました。

そしてオーダー。
生ビール4つ。

はい。待ちました。

10分後。
まだ来ません。
食べ物のオーダーも言えてません。

忙しそうな店員さん。

私の相方くんが店員に『まだか』と言いました。

すると店員は謝りもせず、



「三番さん、(うるさいから)先にしてあげて!」



と、他の店員に怒鳴りました。
(うるさいから)というのは私の妄想。

まぁ、その後ビールはすぐに来ました。
食べ物も頼んだらすぐに来ました。
(うるさい客だから?)

なのに飲み物は超遅い!

これはホールの店員の段どりがわるい。
だって飲み物は入れるだけだからすぐにできるはずだもん。

と、イライラしてくる四人。

でも混んでるしさ。
人少ないしさ。
仕方ないよね。

なんて言いながら、飲み会を楽しんでました。

そしてお酒は進み、私はビールがお腹いっぱいだから、ハイボールに切り替えました。

したら、これがまた全然来ない。
後に頼んだ相方くんのビールの方が早いときた。

飲むものがない私は、仕方なしに相方くんのビールをもらったりしていました。

するといきなり友達が店員に、


「ハイボール作るの時間かかるんなら生ビールに変えて。それなら早く作れる?作れるよね?ビールなんだし。サーバーから注ぐだけなんだし。1分くらいで持ってこれるよね?」



超早口で、しかも超怖い顔で言う友達。
なのに店員はビビりもせず、


「あ、はい。変更っすか?」と。


…………この店員、すげぇ。

因みにこの友達は、口喧嘩では負けた事がないというくらいの勝ち気な子。
負けてなるかと、言い返します。



「てか、さっきから飲み物だけが遅いんだけど、やる気あんの?態度もどうなの?待たせてごめんなさいって気持ち、ないわけ?」



私と相方くんと友達の彼は、無言。
キレる友達。


とりあえず物凄い嫌みな言い方にビビった店員さんは、慌てて平謝りしたんだけど、ふと、隣のテーブルに気づく私。

お隣さん(大人しめのカップル)は30分ほど前に入店してたはずなのに、未だにおしぼりとお皿しかなかった。
なのにニコニコ談笑している。






……ハイボールが遅かったくらいで、イライラするのは大人気ないのかも、しれない。と、思いました。



prev | next


「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -