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当たり前の完全
砂糖ぐらいは吐いてみせよう
倒壊する君と建築された僕たち
選りすぐりに幻滅
エントランスホールでの集会
ステレオフォニックの告白
永久的に君は笑うだけ
歯車はまだまわらない
あまりにも貴方が不幸だから
マスカット一房にキスをおとす

残酷な男は凶悪に救世主を気取った
敬虔な女は唐突に天使の仮面を剥いだ
軽薄な少年は大胆に物語を綴った
寒い冬に僕を捨てた
なんて言葉は告げないけれど
似てる?
魔性と憂鬱と拡散
つまり、消失
破り捨てるしかない手紙
負けたのは、私の……

小さな宝石落としたはずのカーペット
銃声と、紅
散る散る散る散る散る散る散る散る散る散る
はしたない真似
お願いですから、ああ神様、笑うな
不思議と憎しみは生まれなかった
何処かうわの空な君を見つめる
鈍感、同感、どこか幸せ
腐れ縁よりずっと悪質
ゆったりした午後の道

もちろん、君の隣で
紫が嫌いだ、俺をかき乱す紫が嫌いだ
宝石であることによる損失
高貴なるものの義務
縁戚の男はそう私を詰りました
高らかに歌う君
彼が彼が彼が、の毎日
私だって好きだもの
熱帯魚に泣かされる
おとなりに退屈(音鳴り、大人になる)

あとどれくらい泣けば許しを請えるのだろう
道を誤ったって言われても正解が見当たらない
ごめん、ごめんね
五階にて墜落死
おりおりお
夜は優しい
朝は大人しい
昼は冷たい
夕方に薔薇を
不随の半身はお前を知っている



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