面倒事のその先に
有耶無耶模様の愛情は如何？
ありったけ最悪ラプソディー
知っているか、俺がお前を憎んで憎んで憎みきっていることを
夢がキライだとお前が言うから現実を告げに来てはみたけれどやっぱり現実の方が辛いからお前は夢へと逃げた
泣きたい哭きたい啼きたい
めくるめく怠惰な日常
あんなにも幸福に笑えたのに
普通列車に抜かれた午前六時半
証明には違いない
沼にいる人魚
わたしのかわりをさがしています
黎明、昇る月は見えない
意味も知らずに耳打ち
蜜柑の落ちる音は林檎よりも小さい
満ちるのは僕でも君でもなくて
汲んでみても水は透明なまま
失望の衝動
胚に埋まる
行動することよりも口に出すことの方が難しい四の言葉
声に出しても実行できない八の言葉
命令形の思いやり
癖まで知り尽くした
瞑想を少しすれば
迷い歩き
夕べも俺は独りだった
優しい正解と嘘
メリーゴーランド回して死んじゃえばいい
異形の異端児
おとされました
操る指で僕を殺して
不可思議を寸止め
過ちばかりの繰り言葉
うまいこといった策略
二度と恋しないわ、これが最後
濡れ鼠の傘売り
耳から染みる何処かの愛と何処かの夢
力なく相対する双頭
さみしい少年は少女と泣きます
人間を辞めても死にたくない
とても赤いとても暗いとても痛い
見ず知らずの私も愛してくれますか？
期待しないで
季節がついた嘘
ああ知ってますそれを制裁と呼ぶのですね
地下水に溶けてみようか
だからどうか眠りに堕ちて
喚くほどにその声が
誘拐犯はどうも惚れっぽいみたいです
人生無理なく無駄もなく
151〜200
120313