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殺すのならば一撃で

こわい目つきがよく似合う
六度の夢より覚めた後
既に利き腕差し出して
のこす相手になにも願わず
泣いて涸らした涙は冷える
来春はきっと花が咲く
場にふさわしい褒美でこそあれ
今更の話
ちょうど悲しみにつりあうぐらいに
劇場と喝采
切れ味をみててね
ではごきげんよう、もう二度と



こ:あなた或いはわたし、ろ:六道輪廻、す:猶予を、の:やさしさ、な:そのまま凍る、ら:必ず冬はやってくる、ば:釣り合う報奨、い:命乞いには充たない、ち:何を犯したのか、げ:悲喜交々、き:一閃、で:〜することはないでしょう
170107
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