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彼女の父は海を畏れていた
ディープイエロー
素肌で眠る
深淵を覗くのに必要な夜
孵化、冷水にて
あなたのせいでしか泣かない
一掬いの甘え
おいしくたべて終わりにしたい
花びらは撒き餌
いつまでもいつまでも閃いている

おかえりなさい。その腕の中、手のひらの上、心の内に迷いなく居ついてしまえ。



image:幸運/鮫/遺志
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