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「へぇ、僕は君じゃないんだけど、君は僕のことをなんだって知った気でいるんだね」

「そう。自分のことだって理解できない人がたくさんいる中で君はずいぶんと先進的みたいだ」

「ごめん、優しさなんてうっかりどこかに落としてきちゃったんだ」

「ねえ、産まれてきてよかっただなんてそんなくだらない言葉、どこのゴミ棄て場から拾ってきたんだい?」

「やめろよ、死ねだなんて軽々しく言うの。つい殺してやりたくなるだろ?」

「ああ、今日が君の命日じゃないっていうしごく単純な事実が残念で仕方がないよ」

「はあ……。しょうがないな、言えばいいんだろ言えば。僕は君のことが好きだ。……嘘じゃないったら。あくまで友達としてだけどね!」


非道少年の戯言



※性質の悪いツンデレ
(希望的観測)
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