哀愁
上に上るともう戦いは終わっていた。
あたしには、あいつの事情はよく分からないし、知りたいとも思わない。
どんな理由があれ、裏切りは最低な行為だから。
だけど・・・・
「抱えるものは、人それぞれか…。」
落ちる夕日見ながら、あたしは小さくつぶやいた。
「おーい!ホタル!置いてくぞ!」
「あ゛!まってよーー!!!!」
先を行くみんなの背中を追いかけながら、
あたしは遠くて近い過去を思い出した。
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