鉢久々(ハロウィン)

熱が鎖骨に疾った。

「兵助、酔ってる?」
「酔ってない」

さっきまで私に吸血鬼の如く吸い付いていた彼の唇はアルコールに濡れていて、つい笑ってしまった。

「何?」とむくれた声に「いや」と首を振る。座りきった目。どうせ今夜のことは覚えてないのだろう。ならば、楽しむまでだ。



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