鉢久々(ハロウィン) 熱が鎖骨に疾った。「兵助、酔ってる?」「酔ってない」さっきまで私に吸血鬼の如く吸い付いていた彼の唇はアルコールに濡れていて、つい笑ってしまった。「何?」とむくれた声に「いや」と首を振る。座りきった目。どうせ今夜のことは覚えてないのだろう。ならば、楽しむまでだ。+++ツイッタハロウィンリクエストハロウィン縛りキス縛り 前 次