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Love and a cough cannot be hid.
【芥川】
最近、同僚の芥川が何かと五月蠅い。
「何処に行く」
直ぐに殺気に似た雰囲気と異能をちらつかせて見下ろして来る。
「芥川には関係ないーーっいたっ」
「行かせぬ」
ギリッと掴まれた腕に食い込む力。「何、すんっ」反発しようと顔を上げれば、彼顔に以外な感情が映し出されていた。
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