R18/実福/にょたゆり/えっちな福島が性癖の実休と、思考放棄してる福ちゃんのはなし。ずっと実休さんが発情してる。


 ぎゅうぎゅうと抱きついてくる実休に、はいはいと福島は応えた。

 この本丸において、刀剣女士はわりと普通である。男士のほうが少ないぐらいで、過半数は女士である。実休と福島も刀剣女士であり、それはもう見事なプロポーションの持ち主である。審神者は女性なので、たまに羨望の眼差しを向けられる。まあ、同じように抜群のスタイルの女士は多いので特に気にはならない。
 とはいえ、つまるところ、実休と福島は胸が大きい。その胸を存分に押し付けてくる姉の体はちょっと熱い。発情してるなあとぼんやりと思う。福島は現実逃避をした。こう言う時の姉はものすごい。何がすごいかと言うと、福島とのセックスがすごい。福島をどろどろのぐちゃぐちゃにすることに最高の興奮を覚えるらしい実休は、それはもう福島をどろどろのぐちゃぐちゃにする。そして息も絶え絶えな福島の体にびしゃびしゃと潮なのか愛液なのかを撒き散らして恍惚とするのがいつもの発情した姉の流れである。
「ふくしま、」
「なに」
「えっちしよ、ね、僕もう我慢できない」
 はあはあと息を荒くして、目をハートを浮かべている姉は今が真昼間なのは気にならないらしい。とりあえずなんとか戸を閉めて、布団を敷かせてもらって、その上に寝転がった。もうどうにでもなれ、の心地である。

 たっぷりの口吸いと服の上からの執拗な愛撫。福島がはふはふと息をする間に、すりすりと肌を撫でながら服を脱がされる。下着も取り払われて、どぷんっとした胸を実休の綺麗な女士の指が強めに揉む。息が整ったあたりで乳首をぐにぐにと触られて息が詰まる。ぢゅるっと乳首を吸われて舐められて、甘噛みされる。
「ひああっ」
「ふふ、かわいいね」
 ちゅぱちゅぱと胸を吸いながら、へそをぐりぐりとなじられる。腹の奥がきゅんと跳ねると、実休は嬉しそうにそのまま福島の女性器へと手を這わせる。とぷりと濡れたそこの愛液を指に纏わせて、クリトリスをぐちぐちと刺激される。
「あっ、やだ、だめえっ」
「ん、だめじゃないよ? ほら気持ちいいね」
「いくっ、いくから、だめだめっ」
「いっぱいイクイクして? 僕にえっちな姿を見せて、ね、ふくしま」
「あ~~~~っ!!」
 どぷっと果てるが、実休の手は止まらない。そのまま膨らんだクリトリスを摘んだり撫でたりと刺激を与えて、福島が何度も果てるのを興奮した様子でじっとりと舐めるように見ている。何度か果ててびくびくと震える福島の股をねっとりと撫でて開かせられると、震える秘部の膣口に指を這わせられる。ちゅぷちゅぷと何度か指先がそこを撫でてから、指を入れられる。
「は、なか、なからめ、」
「うん、きもちいいね、ちゅうしよ」
「んんうっ!!」
 ぢゅるぢゅると口吸いされながら、指で膣をなぶられる。ふに、と大きな胸同士がぶつかったと思うと、体重をかけられる。クリトリスを触られて、膣のGスポットをぞりぞりと撫でられて、口吸いは止まらない。本気汁がどろどろ溢れているのが福島にもわかる。押しつぶされて呼吸も難しいのに、それもまた快楽に繋がってしまう。すっかり姉に調教された肉体を思い知らされながら、強く舌を吸われて、口が離れたと思うと、ぎゅうっとクリトリスをつねられて、膣を締め付けると同時にGスポットを強く擦られる。
「ああああっ?!?!」
 ぷしっと潮を吹く。実休の快楽に染まった目には、福島のトロトロの雌顔がうつる。
「かわいいよ、ふくしま、もっともっと気持ちよくなろうね」
 うっとりと囁かれ、耳に舌が這う。指が増えて膣をまたなぶられて、福島はトんだ思考で与えられる快楽を受け止めるしかなかった。

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