【赤司久志(あかし ひさし)】
とても良い人。社長をしている。赤司家という良家出身の人。
まず今吉母と春日母と出会い、二人から告白され、二人が親友だったからなのか三人で付き合うことになる。そのうち高尾母、花宮母、降旗母、福井母、赤司母、伊月母と順に出会い、女性陣が何故かとてもとても仲良くなり、揃って父に恋をしたために10人で付き合うことになる。父大混乱。しかし母たちが幸せならいいのかもしれないとなる。そして赤司家に結婚を迫られた際に父が母たちに相談すると、父の止める声を聞かずに母たちはくじ引きで父と結婚する人を決める。それが赤司母だった。
父にしてみれば全員が正妻のつもりだが、世間はそうはいかないので今まで愛人としてきた。父は心苦しくて泣いた。
両親組はお互いがお互いに大切なかけがえのない家族だと思っている。両親組は子どもたちを自分が産んでなくとも息子娘だと思っている。
けして普通ではないことは重々承知であり、父は赤司家の説得と会社の重鎮の説得に駆け回っていた。説得に成功し、家族で住むようになってからまたしばらく泣いた。
でも基本的に忙しいので家にはあまり帰れない。

赤司母の葬式は無理を言って赤司母の家族と母たちのみでひっそりと行った。そこで家族で住むことをより強く母たちと父は望むこととなった。



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