光線とタカアヤシ


!黒バスホラー!
!ちゃんねる風!

【異界】たすけて【こんにちは】


306 名無しはこちらになります
つまり宮は何者なのか

307 黒
ただの男子高校生だとばかり……

308 名無しはこちらになります
黒もただの男子高校生じゃないからな?!ホイホイ率!

309 名無しはこちらになります
つか黒は何かあったの?
ずっとここのところスレに出てなかったのに

310 黒
そういえばそうでした。
閉じ込められたようなんですが

311 名無しはこちらになります
なんて??

312 黒
あんまり何も起きないからずっとスレ見て気を紛らわせてました。
なんか、平屋の中にいます。血痕とかはありません。ただちょっと埃っぽいです。

313 名無しはこちらになります
なんでそれを早く言わないんですかねええええ!!

314 名無しはこちらになります
もしかして:外との連絡はつかない

315 黒
くろちゃんしか繋がりません

316 名無しはこちらになります
よくあるよくある

317 名無しはこちらになります
え、まず探索する?

318 黒
一応部屋から出てみて、ぐるっと家の中を回ったのですが何もいませんでした。
ただ、窓はあるけど玄関が見当たらないんですよね

319 名無しはこちらになります
え?

320 黒
なんですかねこれ

321 名無しはこちらになります
監禁されてます……?

322 名無しはこちらになります
それは軟禁では?

323 黒
今更ですが、誰か助けてください

324 名無しはこちらになります
助けるも何も!手がかりは?!

325 黒
箪笥とか戸棚とか調べたんですけど何も無かったです

326 黒
お腹減りました

327 名無しはこちらになります
餓死狙いか?

328 名無しはこちらになります
神棚とかもないの?

329 名無しはこちらになります
>>328 何故神棚?

330 名無しはこちらになります
>>329 定番かな?と

331 黒
神棚はあります。そういえば調べてなかったです。観音開きのやつ開けてみた方がいいですかね

332 名無しはこちらになります
いや止めといた方がいいんじゃね?

333 名無しはこちらになります
神様が一応お守りしてくれてるのか?

334 名無しはこちらになります
しかし玄関が見当たらないってつまり外へ繋がるドアが一切ないってこと?

335 黒
はい。勝手口もないので、外へのドアがありません。窓はあるんですけど、あ、夕方になってきました

336 名無しはこちらになります
こちらはまだお日様がさんさんと降り注いでおりますが

337 名無しはこちらになります
異界確定か〜〜

338 黒
本格的にお腹減ってきたのですが

339 名無しはこちらになります
しかしどうしたら

340 鷹はこちらになります
確定!見つけたぜ黒!窓から離れろ!

341 名無しはこちらになります
?!

342 名無しはこちらになります
誰?!

343 黒
窓から離れたら外で光線が

344 名無しはこちらになります
光線?!

345 黒
眩しい!これまぶしいです!!

346 鷹はこちらになります
光ちゃんだからな!!

347 名無しはこちらになります
コテよく見たら鷹?鷹って誰!?

348 黒
ついでに壁が崩れて降君が助け出してくれました、けど、あの、なんか残党がいたからって手からビームを

349 名無しはこちらになります
手からビーム

350 名無しはこちらになります
何で?!?!

351 名無しはこちらになります
レーザー光線かなー??(目そらし

352 鷹はこちらになります
光ちゃんだけに!!

353 名無しはこちらになります
光ちゃんってもしかして降のことか??

354 黒
あ、高君がいました。


視野が広い

355 鷹改め高
じゃあタカアヤシに乗って帰るぜー!

356 黒
高君の背後から巨大な黒い鷹が、え、乗るんですか、え??

とりあえず落ちます

357 名無しはこちらになります
黒ー!!

358 高
落とさねえから安心しろよな☆

359 名無しはこちらになります
そうじゃない、そうじゃない……!!

360 名無しはこちらになります
安堵すればいいのか光線で笑えばよかったのか、黒くて巨大な鷹にビビればいいのか

361 名無しはこちらになります
何だったんだ……


………


「いやー間に合ってよかった」
「ほんとだね」
 巨大な黒い鷹、タカアヤシの背中で必死になってしがみついている黒子を見た降旗は、大丈夫だよと声をかけた。
「タカアヤシは確かに妖だけど悪い奴じゃないから」
「え、あの、何でそんな慣れてるんですか」
「いや、慣れてはないけど俺は落ちても平気だし」
「光(コウ)ちゃんだもんなー」
 黒子は色々聞きたいことがありますが、と言う。
「とりあえずあの光線は?」
「光属性のビームだって大旦那様が言ってたね」
「このタカアヤシっていうのは?」
「俺に取り憑いてる妖だな!」
 さあ狐堂が見えてきたぜ、とタカアヤシが降下を始める。黒子はまたぎゅっとタカアヤシの背中にしがみついた。降旗はその姿に、人間は大変だなあと笑い、高尾は久しぶりにかっ飛ばそうぜとタカアヤシに伝えていた。結果。

 絶叫マシン並みの速度で葡萄色の狐堂へと降り立った黒子は目を回して倒れたのだった。


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