はじまりはじまり


!黒バスホラー!
!ちゃんねる風!


【異界】たすけて【こんにちは】

1 黒
たすけてください

2 名無しはこちらになります
どうした?

3 名無しはこちらになります
スレ主が既にコテ付きなので常連とみた

4 黒
学校に閉じ込められたみたいなんです。

スペック
黒→スレ主。影が薄い。
火君→ボクの光。怖がってる。
降君→まだ落ち着いてる。
カントク→とりあえず体育館に避難しましょうと提案してくれました。

黒、火君、降君は高一
カントクは高二
です

あと釣りじゃないんですけど本当これどうすれば

[黒く染まったお札]

5 名無しはこちらになります
え?

6 名無しはこちらになります
すげえこの黒スペックと状況説明をこの状況でやってのけた

7 名無しはこちらになります
>>6 おまえも気がついてしまったか……

8 名無しはこちらになります
俺氏零感。何かあったん?

9 名無しはこちらになります
>>8 あの模様は見覚えがある。マジモンのお札が真っ黒ってこと。

10 名無しはこちらになります
え、まった、黒い紙に字を書いたんではなく??

11 黒
外から遊びましょうって声が

12 名無しはこちらになります
とりあえず黒は落ち着け。外部との連絡は?

13 黒
繋がりません

14 名無しはこちらになります
ですよね!!

15 名無しはこちらになります
つかそのお札どうしたん?

16 名無しはこちらになります
>>15

17 名無しはこちらになります
>>15
それだ

18 黒
お札はカントクが持ってたものなんですが……

19 名無しはこちらになります
お札を持ち歩く高2とは

20 名無しはこちらになります
おいほんと待てそのお札を持ってるってことは例の大旦那様がd

21 名無しはこちらになります
>>20焦りすぎ?それともこれ途切れてんのか

22 黒
カントクが外と通話を始めました

23 名無しはこちらになります
え、繋がらないんじゃ

24 名無しはこちらになります
これはもう解決だわ

25 名無しはこちらになります
>>24は何知ってんの??

26 >>24は宮
オカルト板常連の宮だ。とりあえず、黒はカントクさんに任せとけばいい。火も役に立つからメンタル支えてやれ。降は今回出番なしか。

27 名無しはこちらになります
え、宮って誰

28 名無しはこちらになります
黒のこと知ってる……?

29 黒
あの、カントクが横笛を鞄かから取り出して吹きました。音は鳴ってないけど、不思議な感覚がします。結界ってカントクが

30 名無しはこちらになります
結界張れる高2とは???

31 名無しはこちらになります
え、何

32 名無しはこちらになります
スレ民置いてけぼりなんですけどー?!

33 黒
僕も置いてけぼりです。今までもこういう事が何度かありましたけど、こんなスピーディに異界脱出は初めでした。
[夕焼けの写真]

34 名無しはこちらになります
脱出してるー?!

35 名無しはこちらになります
どういうことだってばよ

36 黒
僕も何が何だか……とりあえず異界に取り込まれなかった部員のみんなと合流して帰ることになりました。
短い間ですがお騒がせしました。残りは雑談で埋めてください。では。

37 名無しはこちらになります
黒ー!!せめて状況説明をしてから帰ってくれー!!

38 名無しはこちらになります
なんだこのモヤモヤは。何が起きたんだ。

39 名無しはこちらになります
久しぶりにマジモンかと思ったら一瞬で片がついたらしくてワロタ

40 名無しはこちらになります
スレ余りすぎだろ。

41 宮
黒がまたここに来ればいいだろ。どうせまた引き込まれるんだろうし。

42 名無しはこちらになります
そういや宮って誰

43 宮
というわけで繋ぎとして俺氏スレ乗っ取る
[巨大な化け猫が追いかけてくる写真]

44 名無しはこちらになります
ファ?!

44 宮
追いかけっこなう

45 名無しはこちらになります
お前実はフリーダムだろおおおお!!


………


 相田は体育館から出ると全員の無事を確認。スマホを取り出して電話をかけた。

「もしもし、はい、こちらリコです」

「下級の幽霊のようでした。怨霊になる前だったので旦那様の真呼楼丸は大旦那様へお返しください」

「また、悪魔退治は本職に任せました」

「はい、大旦那様の予想通りです」


「キセキと黒子君は引き寄せ体質のようです」


 相田はそう告げると通話を切る。そこで、ひょいと物陰から顔を出したのは火神と降旗だった。
「悪魔退治の方は終わった、です」
「幽霊の方は花宮さんの毒で消えたようですっ」
「花宮はまた効きの悪い毒を使ってるのかしら。即効性の植物だってあるはずなのに!」
 全くもうと相田は苛立ちながら、皆の元へ戻るわよと二人を連れて帰宅の準備をしている誠凛バスケ部の部室へと向かったのだった。


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