マツバの祖父(ビャクロク、白緑)

オリジナルキャラクター。マツバの祖父。大学教授で自然学者であったが、大学教授引退後に蝶類に関心を示し、蝶類学者となる。蝶類学者となってから一冊の蝶類図鑑(白緑図鑑)を書き上げ、亡くなる。
金髪緑目

後にミナキと名付ける外国の人形に出会ったのは大学院生の頃で、賞を受けた際に知人から頂いたもの。貰い物であったがビャクロクはたいそう気に入り、我が子のように愛した。

ミナキが繭となったのはビャクロクが大学教授引退後であり、繭となったことに喜んだが、蟲人形として動くミナキを見られそうに無いことに悲しんだ。そして数十年後に羽化するミナキのためと、千里眼によりあまり人と仲良くなれなかった幼い孫のマツバのために、マツバに蟲人形の知識を授けた。繭と懐中時計は死に際まで自分で所有し、密かにマツバへ渡した。

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