アプリコットの奇跡、完結しました！　八月から連載を始めて、十月で完結。ペースが早いですね。恋愛長編は初めてで困ることも多かったのですが、大体はサクッと書けて楽しかったです。

　これからの杏と太宰さんは二人仲睦まじく図書館生活していくと思います。心中はしません。約束されたハッピーエンドです。太宰さん夢なのに！
　太宰さんが心中を持ちかけなかったのはエピローグにある通り、杏が気がつくと命張ってるからです。杏は元々の物語の中で死ぬために生まれたようなキャラクターだったので、仕方ない。
　杏は元々の物語ではユキという女の子を影から守り、最後はその子の為に死ぬ。それが運命付けられたキャラクターでした。あんまりにも報われないキャラクターなので、二次創作ではハッピーエンドがあってもいいじゃないと考え始めたのが最初でした。
　心中の話に戻すと、太宰さんは自殺したいと杏の前でだけは絶対に言わないのだろうなと思います。エピローグ後なら、弱った時に口に出すかもしれませんが、その頃には杏の方が落ち着いてるので流されて心中事件にはならないと思います。逆に、本編中に自殺とか心中とか言いだしたら杏が賛同して心中エンドになってしまう。ギリッギリですねこれ。ハッピーエンドと決めておいてよかった。

　時折出てきたみどりさんについては、いつかみどりさんを夢主にしたいので省略させてください。しかしみどりさんを夢主にするとか地獄です。果たして夢主みどりさんは幸せになれるのか、筆者の明日はどっちだ！(？

　そんな感じでとりあえず裏話はここまで。また追記するかもしれませんが、今はここまでにします。

　ということで名も無きシリーズNo.1『アプリコットの奇跡』完結しました。これからも日々精進、頑張ります。読んでいただきありがとうございました！