▼風見と灰原:草餅 風見と灰原:草餅 「草餅を家庭科の実習で作ったのだけど」 「それはまた、古風なものを」 「日本茶と食べましょ」 「博士はいいのか?」 「あの人は肥満を解消しないとね」 「ああ、なるほど」 02/04 |
▼膝大包:残雪 膝大包:残雪 「ん? 雪がまだ残っていたか」 「ああ、ここは日陰だからな」 「ゆきうさぎでも作るか」 「きみは意外と愛らしいものが好きなのだな」 「子どもたちが喜ぶだろう」 「ああ、なるほど」 02/04 |
▼いちあい:山葵漬け いちあい:山葵漬け 「山葵漬けだ!」 「愛染は山葵漬けが食べれるのかい?」 「最初は苦手だったけど、今は好きだな」 「ひとがたになってもう六年になるからね」 「そうそう! あ、ちなみに国行はまだ食べれないってさ」 「それは聞かなかったことにしておくね」 02/04 |
▼鶴獅子:春の川 鶴獅子:春の川 「川魚が食べたい」 「鶴丸って意外とタンパク質を取りたがるよな」 「唐揚げ戦争に本気出すきみに言われたくないな」 「俺は魚より肉派なんだよなー」 「裏山で川魚とってこようぜ!」 「話聞いてたか?」 「もう光坊にとってくるって言ったからな!」 「それ拒否権ないやつじゃん!」 02/04 |
▼キバネズ:春眠 キバネズ:春眠 「春って眠くね?」 「そうですね」 「気が緩むっていうかさ」 「そうですね」 「寝過ごしてごめんなさい!」 「約束の時間が過ぎるの珍しいので、驚きましたが怒ってませんよ」 「ほんとごめん!」 02/04 |
▼キバネズ:流氷 キバネズ:流氷 「キルクスの海に来たわけですけど」 「流氷すごいよな」 「一部、壊してくれって頼まれたんですよね」 「メロンさんの無茶振りはいつも通りだな」 「おれたちなら出来るとわかってのことですからね」 「あんまり流氷が多いと事故が増えるんだよなあ」 「サッサと片付けますか」 02/04 |
▼マツミナ:桜餅 マツミナ:桜餅 「桜餅買ってきたぜ!」 「ああ、もうそんな時期なんだね。お花見しようか」 「ゴーストたちも喜ぶぜ!」 「そうだね」 02/04 |
▼風見と灰原:春日傘 「結構日光がきついな」 「帽子でも被りなさいよ」 「きみは……日傘か」 「ええ、お下がりなんですって」 「そうか」 「あなたは不要なことは言わないから気が楽だわ」 「そうか?」 01/08 |
▼膝大包:桜漬け 「桜餅のために桜の塩漬けを作るらしい」 「また凝ったことをするのだな。手伝うことはあるか?」 「いや、小豆に任せ、指示を仰ごう。こういったことは餅は餅屋というものだ」 「それもそうだな」 01/08 |
▼いちあい:春祭り 「祭りだー!」 「愛染、落ち着いて」 「落ち着いてられるかよー!」 「祭りは明日ですし、宵が本番だろう?」 「う、そうだけど……」 「ほら、まずは夕飯を食べて明日に備えよう」 「わぁかったよお」 01/08 |