間違いなど無いんだと







一回間が明くとですね、漫画のやる気が削がれるんです(言い訳)
やり出せばスルッと作業が進むんでしょうけど、やり出すまでが長い。こんなんじゃ駄目だと解ってるんですが、やめられないのが星川です。あと此の次の頁がやたら面倒(本音)
あと間で久々の学校とかあったので…

あ、そういや此方では報告してねぇや。
無事に就職が決まりましたパチパチ〜
やったね!遂に社会人への一歩を踏み出しました。いや未だ踏み出してない…え…卒業したから踏み出し…た…?か…?

ま、どっちでもいいや!




代わりに今描いてるPFFKの漫画です。
もう早く交流したくてしたくて…(笑)だから影分身させてください本当頼むから。
ザヴァは私が好きになるオジサマキャラの要素を詰め込みました。多分!詰め込めてるか解んない!
けどいつも自分路線に転がってシリアスる奴らばっかなので、どうなることやら…


シリアスで思い出しましたが、絵置き場の漫画を更新しました。
「愛縁奇縁」と云う漫画です。
此れは去年の漫画の授業で描いたモノでした。卒業時に全員分冊子にして、原稿返却プラス渡されるので其れで今頃上げました。
現役漫画家さんをしている方が講師なので、ガチな感じでネームを見てもらい直してもらい、直してもらい、直してもらい…技術を教わり、出来上がった作品です。
陽と月の次に自信作です。まあ陽と月は絵が…もう…
因みに此の愛縁奇縁、一度描き上がった下描きを全て描き直したと云う裏話があります。下描きからペン入れ迄に少し時間が空いてしまって…気にくわなくなり…全く…

愛縁奇縁の登場人物の二人は、むかーしに描いた一頁の漫画のキャラが最初でした。あの頃は名前も無かった。容姿と年齢だけが決まっていて、年の差がやりたかったんだろうか?
突発的に描いたモノだったので今とは大分キャラが違います。私でも「誰やお前ら」ってなります。先ず飯野さんが敬語じゃない。綴良ちゃんがやたらミーハー。
その後、前の学校の時に、部誌に描くものを悩んだ末に二人をふと思い出して一頁漫画時の「その後」を描きました。アレ原稿返してくれないかな…アレも、うpる心算だったのに…
そして今回の愛縁奇縁は一頁漫画時の話をもう少し膨らませたモノです。謂わば大増量リメイクです。なんだ大増量リメイクって。
一応、
一頁漫画の時→プロポーズ
空からの贈り物(前の学校の部誌)→プロポーズ
愛縁奇縁→(婚約の為の)プロポーズ
…と、やたらプロポーズしてます。寧ろプロポーズしかしてない。もうテーマがプロポーズで良いくらいの勢い。
今度はぜーんぶまとめて漫画描いちゃいたいですね。時の流れ早すぎィ!





後輩から貰った色紙です(一番右)。
お花も一緒に貰いました。卒業部誌も貰いました。
解っていたことではありましたが、とてもとても嬉しかったです…!




絵置き場にも(支部にはマイピク限定で)載せてある横長いイラストです。実はクラスの子達を描いたモノです。
卒業記念と私からの感謝の気持ち。

前にも書いたように、きっと私が此の地に来ること、此の学校に来ることは必然だったのだと思います。偶然は無いんだし。

最初は帰りたくて、帰りたくて仕方無かった。
転入してから暫くして泣いてしまったこともありました。母に文句を言ったこともありました。
皆が、学校が、悪かったのではありません。
唯、私の心が、慣れ親しんだ土地と友人たちから離れるのを拒み続けただけでした。
今更新たに誰も居ない土地で、生涯の友の出来るらしい高校に通うのは無理だと。生涯の友など出来はしないと、決め付けて、心が逃げました。
頭では来てしまった、入学してしまった、もう後戻りは出来ないと解っていたのですが、余りにも違いすぎる環境と存在に、頭はついてこれても心が限界でした。

私が夏休み等で北海道へ参る際に「帰る」や「帰省する」と云う動詞を使っていたのは、ネットだけでした。母や友人たちの前では極力「行く」を使っていました。特に母には。

母を心配させたくなかった訳ではありません。母を刺激したくなかったのです。唯でさえ色々が重なり、思ったような生活では無く苛々する母に、余計なことを言い、雰囲気を悪くするのは私にとっても、家族にとっても気まずいことですから。
そうやって、抑え付けて抑え付けて、言いたいことを胸に仕舞い続けました。
岐阜に来てから爆発したのは最初の頃の一回きりです。
あの時嫌々ながら此の地に踏み留まれたのは私の頭に心が追い付けるように宥めて(?)くれた北海道時代の友人たちが居たからです。
どちらにせよB型なので、頭の片隅、心の片隅にはあっても、寝たら割りと気分爽快な感じになれます。ふとした時に片隅から真ん中に侵食されるくらいで。

気持ちが揺らがなくなったのは、二年の学祭が終わった頃だったと思います。
皆と学祭で作業して、打ち解けたことが、私の中で支えになりました。六組の仲の良さが私を救ってくれました。何も知らずとも、私を内に入れ、仲良く話してくれることが、兎も角心を落ち着かせてくれました。

部活が支えになるのは其れからもう少しあとです。前の学校との違いに、顧問どころか部員皆が、部室自体が近寄りがたくさせていました。あのテンションの輪の中で話すだけにはなれませんでした。
まあ一番は、趣味が共有できる筈の場で、今まで割りとさくさく見付かって挙げ句に布教まで出来たサンホラーが一人も居なかったのがツラかったです。大好きなカラオケに行こうにもサンホラは特殊だから、先ずサンホラのことを話してなんとなく理解して貰った子ですら危うい。加えて歌が然程上手くないから長いのは嫌だろうと…まあ今は気にせず歌いますけどね。堂々と十字砲火歌いましたけどね打ち上げで。
部活にも居なかったのがキツかったです。丁度サンホラが一番キテた時期で、元々流行りのアニメや漫画には乗り切れてない人間なので、話せるジャンルはちょっとズレたヘタリアとか薄桜鬼とかになっちゃってて。
部活はいつからどうなったんだろう。暫く行かない日が続いて、締切で久々に顔を出したかなんかした時が、復活のキッカケじゃないのかな。
今では合同誌出す程、部活の皆が大好きです。後輩まで大好きになれました。元々後輩とかのお世話的なの好きだしね。
部活の皆が居なかったら、部活が無かったら、もっときっと不安定だったと思います。大事な大事な支えでした。
私が画力を上げよう、センスを磨こうと思えたのもバカみたいに高い画力とセンスを持つ皆が居たからでした。
楽しい話と素敵な絵を提供してくれるあの空間が、クラスとかで何があった時も暖かな支えでした。

北海道の友達、クラスの皆、部員たち、沢山のモノに支えられて、私は立っていました。
投げ出さないで、走りきって、良かったと思っています。

決まった進路にも、迷いと不安が未だあるけれど、今までのように、きっと、後から見れば「ああ間違ってなかった!」と笑えると信じて。



――以下は一日に書いてた卒業に際しての記事です。勿体無いから投げとくけど途中だし支離滅裂。


今日は卒業式でした。
昨日就職先が漸く決まり、有頂天になってましたが、よく考えれば卒業はもう目前に迫っていたのでした。

朝にも「今日普通に授業ありそう(笑)つか受けたい(笑)」と笑いながら話していました。何も変わらない、いつもの登校風景でした。「じゃあ一時間目は英2だね〜」と何気無く話して。
――教室に着いたら、土曜でいつもより遅い電車だからクラスの皆が大体居て、ざわざわと騒がしく賑やかな教室の隅で、イツメンと話したり、漫画を描いて、チャイムが鳴って、SHRが始まって、50分になったら教科担が来て、土曜の一時間目はしばたんだから、ファイルとか入れて本棚っぽく出来るアレを脇に抱えてやってきて皆に「したばおはよーっ」て言われながら挨拶して授業が始まって、寝たりしながら、古典の前に皆頑張って起きて、三和先生の機嫌を損ねないようにプリントとかを確認してたら、先生が違うプリント持ってきて一時間丸々話して結局潰れて、終わりがけには靴下履き変え始めて、挨拶したら体操服に急いで着替えて、あの長い坂道を上がって体育館になんとか時間までに辿り着いて、ふーちゃんの「体操始めるでー!」の掛け声に急いで位置について、体操したら体育館の中を「ファイトー!」\ファイトー!/って走って、其の頃には蛍光黄色とかピンクとかの上を着たよしこが来て、体育やって、次はマリアだからダッシュで坂降りて着替えて、マリアが来るまでになんとか準備を整えて、そしたら冬だしマリアが換気するだろうから窓を開けて戸を開けて、生物が始まって、絶対寝れないから頑張って起きて、掃除になったら「電車組間に合わないから早く〜」って言いながら適当に掃除して、ゴミ捨て組を待ったりして、一時の電車でイツメンと帰る。

けど今日は教室に入ったら、皆が写真を撮っていて、机には折り畳まれた手紙があって、アイロンで髪の毛を整える子達が居て、アルバムに寄せ書きをする皆が居て。
いつもと変わらない土曜日に思えるのに、其れはいつもと違う日で。
机の中のアルバムには、もう既にたくさんの寄せ書きがあって。
昨日から変わらない教室前方の黒板には、後輩ちゃん達が書いてくれたお祝いの絵や言葉があって。

そうでした、卒業式なんでした。
けど式をするまで、そんな気はしなくて。式をしても、卒業した気なんてしなくて。
いつもと変わらない朝に、ちょっと違うモノが混じっているけど、其れは何か別のことのように思えて。
先生に寄せ書きをしてもらって、写真を撮って貰って、皆にも普段私が苦手な写真を撮って貰って、刻々と近付く終わりの時間が、嘘のように思えてきて。

今さっき、クラス会が終わって、別れて行動してたメンバーともお別れして、家に帰ってきて、後輩まんが部員達からの卒業部誌と卒アルの寄せ書き、配られた先生方からのメッセージが書いてある新聞を読んで、沸々と湧いてきた実感が、涙腺を緩ませました。
漸く実感できました。
高校生が、あの空間で過ごす時間が、学生が、終わってしまったのだと。


思えば、二年生の四月、何も決まっていないまま、八組に別れを告げてやって来た岐阜県。
岐阜県の教育委員会に聞いたら「私立からなら私立にしか転校出来ないです」と云う迷惑な制度に振り回され、お金の掛かる私立から公立へ変えようと考えていたのに其れは一気に無くなりました。
教育委員会から示された三つの近めの私立高校。全て駄目だったらまた連絡を、と言われて、自分達で入学交渉するのかよ!と愚痴りながら、母が電話を掛けてくれました。
一校目も二校目も「学期途中だから」と拒否され、掛けた三校目。其れが今通う高校でした。
優しい二人の教頭先生のうち、現在は副校長になられた先生が恐らく電話に出て「うちなら大丈夫ですよ」と仰ってくださいました。
「ホームページを一応見てみてください」と言われ見てみれば、驚いたことに「まんが」の授業がある学科がありました。そういう高校では無かったようなのに、まるで導かれたように私が喜ぶ授業があったのです。
教頭先生二人との面接と、国語と英語の学科試験。国語のテストを私用に作ってくれたのは今の担任のまみちゃんでした。「羅生門ならやってると思って」とはにかみながら教えてくれたのを覚えています。けど今羅生門だったか不安になってきました。記憶力が最近落ちてるのをどうにかしたいね脳トレしないとか??ん??

「入試」と云うモノが苦手な私は、今副校長になられた当時の教頭先生に「まあ…此れくらいなら…ギリギリOKかな」と何やらアウトラインすれすれで合格を貰いました。
Twitterで歓喜に溢れれば、ペドをはじめに、モココやフェイゾン、アナログに郁といったイツメンがお祝いをしてくれました。嬉しかったです。漸く普通の生活になるんですから。暇な時間が無くなって、絵をずっと描いていられないのは残念でしたが…

GW明けの初日の月曜日。
朝読の時間を校長室で校長先生と二人きりで過ごし、まみちゃんの迎えで、まみちゃんに着いていって、其の不思議な作りの教室のドアを開けました。
よく漫画とかにある、転校生っぽい登場でした。若干憧れだったので楽しかったです。皆が揃いのブレザーを着る中に、一人セーラーで前まで机の間をぬってやってきました。後から知りましたが、此方では高校のセーラーは珍しかったらしく、だから余計に不思議に思われたようです。
終わってから直ぐに、ソフト部に囲まれました。正直な話、威圧感たっぷりのソフト部八人に囲まれれば、私はビビります。怖かったです。あと本当に申し訳無い。最初は皆同じ顔に見えました。特に、せいかちゃんと誰だったかな…誰かが見分けつかなくて、ももちゃんとさっちーが二人とも薄桜鬼好きなもんでこんがらがりました。

前の席が葬ちゃんだったのは、恐らく先生の計らいでした。
「まんが部の子が居るんだよ。とっても絵が上手いよ」と先にまみちゃんに教えられていて「多分彼女の後ろになると思う」と言われていたので、恐らくそうでしょう。
葬ちゃんは本当に髪型に吃驚しました。漫画でしか見ないような髪型を目の当たりにして、羨ましかったです。私も変わった髪型したい、っていう。
余り話さない葬ちゃんに一抹の不安を覚えつつ、絵を描く者同士仲良くなれたら良いなとドキドキしていました。なのでちょっかいを掛けてました。ごめん。
斜め前の席のみさとちゃんも初めの方に仲良くなった子でした。確か英2で訳が当たる時に手助けした記憶が。ユニバーサル科が活かされたな!!と思ってたらみさとちゃんは私の答えを言わないで「解りません」と言ったので少し寂しかったです。まあ私が「間違ってるかも!!」って連呼したからだろうけど。因みに合ってました。

一時間目。マリアの時間で、教科書とトライアルを颯爽と貸してくれたマリアに、前の学校の課程を聞かれて、説明しました。マリアが最初の授業でした。因みに、座学の最後の授業もマリアでした。運命!
皆の訛りに圧倒されていましたが、まさかのマリアも訛ってて「わお…Oh...」と戸惑いまくりました。関西弁とはまた違う「東濃弁」と触れ合った最初でした。
現代文の時間。漢字テストを受けて、皆が授業を潰したいが為に始めたような自己紹介タイム。授業を潰したい筈なのに、皆が照れ臭いのかバケツリレーより早く立ち上がって名前を言うだけの自己紹介で、一人も覚えられませんでした。吃驚しました。コイツら優しくねぇ!覚えられる訳が!!ってなりました。唯一、背の高かった長屋さんだけやたら記憶されました。あと多分苗字に何かを感じたのだと思います。「纐纈さん」がうちのクラスに居なくて本当に良かったです。聞いたことねえ苗字過ぎるから多分戸惑いを隠せなかったと思います。

大安ちゃんにモノマネをさきちゃんが無茶ぶりして、大安ちゃんが色々やってくれたけど先生方のモノマネはよく解らなかったです。笑えた気はするけど。今なら多分とても笑えるんだろう。




こんなにクラスが好きになるとは思いませんでした。
こんなに部活が好きになるとは思いませんでした。
言い合った日も、笑い合った日も、全部が美しい宝物です。

言い表せないくらい、言い尽くせないくらい、精一杯約二年間をあの学校で楽しく生きました。
泣いた日も、怒った日でさえも。


素晴らしい日々と出逢いに感謝して。
ありがとう。

また逢おうね。
現在の私はこう嘘を吐くから、此の嘘が嘘になるように未来の私は頑張って歩いてね。




P.S.
因みにサイトの仕様をちょこちょこ変更しました。主に絵置き場がTumblrに、メニューにオフライン追加、拍手お礼変更、です。



2014/03/06
04:29 Thu
comment (0)│日常



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