いくつかの能力の説明

:能力とは:
体内に異形の血を有する者だけが使える特別な力のこと。恋人契約によってその血を強制的に目覚めさせることで使用できるようになる。
異形の血の含有率によって、力の強弱が決まる。

力の強い者は異形に感化されやすく、その結果血の暴走が起こるので、それを抑える為に”Rm-28”(通称:タブレット)と呼ばれる錠剤を定期的に摂取しなければならない。

感化が起こるの覚醒後である。


【千里眼】
主に生命探知/地形把握に使われる。
稀に過去が見れる者もいるが、未来を見ることはできない。力が強いほどより広範囲をより詳細に見ることができる。

【未来予知】
数秒後〜数年先までの未来を予知する。
予知の仕方は様々。突然頭に映像が浮かぶ者もいれば、夢をみる者もいる。
力が強いほどより鮮明かつ詳細に予知できる。

【瞬間移動】
物体を瞬間的に移動させる。
力が強いほどより大きなものをより遠くへ移動させられる。

【符術】
あらかじめ術式を書き込んだ札を使用して戦う。
力の強さはあまり関係ない。書き込む際には魂石で作られた筆とインクが必要。

【歌で状態異常をきたす】
メロディーに想いを乗せて歌うことで、その想いを力に変える能力。
例えば対象を毒状態にしたい場合、毒状態になっってほしいという想いを込めながら歌うことで、対象を毒状態にさせることができる。
ただの音痴という場合もなきにしもあらず…

【タロットカード】
ランダムに召喚したタロットカードに描かれた状況/事象を発現させる。
力が強いほど望んだカードを召喚しやすい。

【紙に書いた文字/絵を具現化する】
通称:召喚
この能力の保有者は、普段からノートやメモ帳等を持ち歩く必要がある。描く際には一般的な筆記具でも可能だが、魂石で作られた鉛筆が主。力が強いほどより長時間具現化させられる。


【式神を使役する能力】
かつて陰陽師と呼ばれた者たちが使っていた能力でもある。神(=人間に仇を為さない、比較的有効な異形)と契約し、特別な呪文を書き込んだ半紙を使って契約した異形を呼び出すことができる。

とはいえ、彼らにも意思はあるので、能力者に対して絶対的な服従を誓っているわけではない。そのため扱いには注意が必要。

この能力の保有者はもともと異形と意思が繋がりやすい=感化されやすいということでもあるので、能力者としては脆い存在である。


【糸を自在に操る能力】
蜘蛛の糸、スチールの糸、はたまた精神的な”糸”など、各個人が操る糸はそれぞれです。
ですから、糸の発現方法は様々ですが、「なにもないところから糸を取り出す」というのはできません。




【宝石を消費して対象を治癒する】
一般的な鉱物(ルビーやサファイア等)を使用して対象(能力者/一般人)を治癒する能力。宝石の純度が高いほどより精度の高い治癒を、力が強いほどより多くの対象を素早く治癒することができる。
宝石が持つ生命力を吸い取り、体内で変換(そのままでは”異物”が混入してきたことにより身体が拒絶反応を起こす)、対象に移動させることで治癒を行う。
宝石にはそれぞれ使用可能回数があり、それを超えると生命力が枯れ、砕け散ってしまう。大きいほど多く使える。
※異形への治癒は行えません。


【異形の魂を捕らえ結晶化する】
略称:捕縛
異形の魂を捕縛する。捕縛した魂は”魂石”と呼ばれる結晶になる。



☆魂石について
捕縛能力によって結晶化された異形の魂。
学園では魂石で作られた戦闘補助道具が売られている。また、力が弱い者の為の能力増強剤の材料にもなる。
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