米版ゼアルの�Wさん→クワトロ









「ハンカチ持ったか」
「はい」
「財布は」
「入れました」
「何かあったらすぐに」
「もう！ ちょっとお夕飯の買い出しに行くだけのことじゃないですか！ �Wさんは子離れ出来ないお母さんですか！ わたし小学生じゃないんですよ背はちっちゃいけど！！」
「」
「ではいってきま〜す」
「あ、ああ……」






「(威勢のいいことを言ったものの……ええと……あそこのスーパーってどこだったかな……どうしよう迷ったかも)」
「ハァイ、お嬢さん。 ご機嫌いかが？ こんな所で何をしているのかな」
「えっ(あれっ！？ �Wさん！？ なんでここにいるの！？ しかもなんか英語しゃべってる……なんて言ってるんだろう)」
「どうかなそこらで少しお茶でも」
「うあ、え、えっと……あいむのっとすぴーくいんぐりっしゅ…？かな……」
「まあまあそんな堅いことを言わずに」
「こ、こまっ困ります！ 手離してください…！ えっとえっと……(何て言ってるのか分からないし何て言えばいいのか分からないし……英語の授業真面目に受けとけばよかった……)」
「……？ おい、お前、そいつ誰だよ」
「わっ……あ！ �Wさん！ なんで！？ あれっ今ここに……あれ？ 消えた……」
「あ？ 俺？」
「たしかついさっきここで……�Wさんが英語しゃべってて……」
「英語ぐらい話せて当然だろ」
「そうですかね……ううん……」