39 悠真とメガネくんと
「拍手ありがとうございます！『あんたがたどこさ』主人公の悠真と」
「『傍観者』主人公のメガネです。ありがとうございますー」
悠「とうとう今年最後なお礼文ですが、いつも通りのんびりやらせていただきます」
眼「まったりどうぞー」
悠「はい、ではゲストさん紹介です」
眼「今回は年末だしって事で『十二支学園』の中で人気な人達に来ていただきました」
悠「全員は多かけんね……。と、言う訳でどうぞー」
「全員は多いからね……。と、言う訳でどうぞー」
寅「…………」
丑「…………」
悠「遠いし、喋らっさん……！……えっと、こんにちは〜……」
「遠いし、喋らない……！……えっと、こんにちは〜……」
「…………」
眼「無理か。まぁこんな事もあろうかともう一組呼んでます。どーぞ」
午「…………」
未「…………」
悠「あっちも遠かよっ!?」
「あっちも遠いよっ!?」
眼「肉食な方が強過ぎだからなぁ。取り敢えずまだ話ができそうな今年来年干支コンビなお二人。こんにちは」
未「こんにちは……」
午「こん、にちは……。……あのさ、きみ達は彼恐くないの？」
眼「強面には慣れてるんで」
悠「俺も風紀で結構慣れちゃいましたね。……それに、あんな感じの人は変な事で怒らせない限り大丈夫だと思います」
午「……すごいね」
眼「さて。珍しく、と言うより拍手文初の女子参加ですが。山奥男子校に通う悠真的には緊張とかしないの」
悠「うーん。そう言ってもそこまで女子と離れた気はしないし、それに未さんは何か妹と雰囲気が似ているのでお話ししやすいです」
未「そうなんですか？ふふ、何だか嬉しいです」
眼「……悠真。一応言っとくけど、今回のゲスト全員年上だからな」
悠「……、すみません！妹みたいとか失礼な事を！」
未「えっ！いえそんな！全然気にしてませんからっ」
悠「いやでもっ、」
眼「おー、二人揃ってアワアワしだした。仲良いな。……さて、それを見た午さんの反応は」
午「慌ててる芽衣ちゃん可愛いなぁ……」
眼「あ。全く問題無いんですね。この半分でも寛容でくれたら良い人が……多数。まぁ寛容って言うか一直線過ぎな感じもするけど。と、話はついたか」
悠「うん、いきなり取り乱してごめんなさい」
眼「別にー。さーて、何しましょう」
午「ノープランなんだ。んー、じゃあ何か食べに行く？」
眼「良いですねー。どこかでワイワイしましょうか。何食べます？」
未「えっと、それなら……あの、お二人も一緒にお話し合いしませんか？」
丑「え……」
寅「…………」
悠「あ、俺等だけで決めちゃ駄目ですよね。すみません。何か食べたい物はありますか？」
「…………」
午「あー……。ただ思い付いただけだから！別にここでそのまま話すのでも……」
丑「…………、サラダ、だけなら」
悠「はいっ。じゃあ洋食とかが良いで、」
寅「……おい」
丑「ひっ」
午「め、芽衣ちゃん、こっち」
未「……っ」
寅「帰るぞ」
丑「あ、」
眼「あー、引き摺られて。……あっちは反対に話し掛けるのもアウトレベルでかなりアレなのか。まぁそんな感じだよな。おい、止めなくて良いぞ悠真」
悠「え、何で。あれ、大丈夫と？」
眼「大丈夫だろ。いつも一緒にいるらしいから仲は良いだろーし」
悠「えぇー……そうかなぁ」
眼「そうそう。はい、では飯食いに行く前に締めという事でお二人から来年の目標でも一言ずつどうぞ」
午「へっ、いきなりっ？えーっと……部活頑張るぞーみたいな？……め、芽衣ちゃんは？」
未「わたしは……駿くんの応援、がんばる」
午「芽衣ちゃん……」
眼「……何やら眩しいと言うかむず痒いと言うかいたたまれないと言うか」
悠「微笑ましかね。で、めがね君の来年の目標は？」
眼「平穏無事に何事も無く過ごす」
悠「相変わらずね……」
眼「お前はあれな。兎にも角にも本編進める」
悠「……頑張ります」
眼「そんな感じで来年もまたよろしくお願いします」
悠「今年もお世話になりました。来年ものんびりやっていきますね。では、」
「拍手ありがとうございました！」
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