34 メガネ君と総長さん
「拍手ありがとうございます。『傍観者』主人公のメガネです。今回は『あんたがたどこさ』主人公の悠真君が色んな意味で行動不能となっている為一人で進行します。嘘です。ゲストを一人お呼びしているのでまぁその人またダラダラと……あぁ、もう。……さっさか進めていきますのでよろしくお願いします」
眼「はいでは今回のゲストさんはー」
「なんだそのやる気の無い言い方は。つかさっきのもグダグダ過ぎんだろ」
眼「どっちも元からですよ。てな訳で。一瞬誰だ?と思われた方が大多数だろう人物。『傍観者』の総長さんがゲストでーす。頑張って話していきましょー。って何話せば良いんでしょうこの人と」
総「何でテメェなんかとしゃべらにゃなんねぇんだよ。チビ助出せや」
眼「俺らの会話見てみたいと言う方がいらっしゃったんですよ。ほら、あそこ。観覧席みたいなとこで待ってんだから良いじゃないですか」
総「……何でアイツ睨んでんだ」
眼「だーい好きな総長さんと二人で話してるって事で俺に嫉妬してんですよ」
総「……そうか」
眼「……これで喜ぶとかほんとチョロいな」
総「何か言ったか」
眼「総長さんは本当に幼馴染みが好きなんですね、と」
総「そりゃまあ、な」
眼「……即照れるとは」
総「あぁ、ホントに小さいし可愛いしちまっこいし可愛いし、夜とかも、」
眼「ソーデスね。マジカワイーデスよねチビ助君」
総「あぁ?テメェもアイツそんな目で見てやがんのか?」
眼「あー。やっぱめんどくさいですね」
総「はぁ?」
眼「凄まないでください。ほら、あっち」
総「……何で副キレそうなんだ」
眼「さあ。取り敢えずそろそろ向こうの我慢がヤバそうなんでこの辺でお開きにしましょう」
総「あ?早くね?イイのか?」
眼「初っぱなからガン付けられておいて未だやれますか。流石神経逞しいですね。しかし俺はしんどいので終わります。……ってもういねぇし。速攻恋人のとこですか。こっちのも来たし。……はあ、何だこの無駄な疲労感。悠真戻ってきたらぜってぇ弄り倒してやる……」
眼「はいでは、ありがとうございました〜」
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